南 山
樹林の趣の良い遊歩道から荒廃した遊歩道を経て山頂へ みなみやま 431m 兵庫県宍粟市山崎町
2008年11月29日(土)晴×曇 8:40まほろばの森入口→10:00山頂→11:35尾根西端→11:45まほろばの森入口
すっきりしない天気予報だが、最後の宍粟50名山を目指す。宍粟市最南端の山、最後に相応しい。
国道2号福田ランプから国道179号、県道26号を北上、香島橋を渡り、道なりに走るとまほろばの森案内板あり。
案内板上の空地に駐車。道標に従い、どんぐりの森を目指す。茶や黄、落ち着いた秋の色を見せる樹林の中、
整備された遊歩道、敷き詰められた落葉を踏みながら進む。晩秋の朝の空気がすがすがしい。
山麓を巻くように水平に進む。北山神社裏を通過後、東屋へ向け、道がジグザグに登り始める。ネット情報では、
尾根西端から直登するようになっており、引き返し、ルートを探すが痕跡なし。そのまま進むと30分で東屋着。
揖保川を中心に山間の平野が南へ延びる。山腹を水平に「展望の道」を進むと、程なく「展望の丘」着。
道標に従い、尾根をたどる「あせびの道」へ。立入禁止の掲示があるが構わず尾根を目指してジグザグに登る。
短時間で尾根に出る。ピンクテープが現れ、やはり西へ尾根伝いに行けそう。樹林が伐採され、北の展望が開ける。
眼前、先週登った禅師山が大きい。もやで長水山、宮山方面はスッキリ見えない。尾根上を歩めそうだが、
とりあえず尾根沿いの遊歩道を進む。「展望の丘」から先、道は荒廃している。進むにつれ、午後登る予定の
大寺山〜高倉山の連なりが見える。高倉山が印象的。一度大きく下り、登り返すが、きつい起伏はない。
ダートな道、風情がなく、山麓の樹林が良かっただけに残念。三角点と手書きのテープに従い、尾根へ登ると、
潅木中、三角点と山頂標柱あり。テープは前方に伸び、谷コースへ誘導するが、もう一度展望を見たくて引き返す。
尾根上を進んでみようと、磁石で方位を確認せずに進んでいたら山頂から北の尾根に入ってしまい、時間ロス。
できるだけ尾根上を進むが快適に進める個所は少なく、遊歩道を進む方が無難。伐採地からテープを追って急登、
小ピークから先、比較的歩きやすい。気持ちの良い暖傾斜を経て、急傾斜の下りが続く。幸いテープが多くなり、
木枝を掴みながら下る。尾根西端で川沿いの車道に出る。帰途、円妙寺のイチョウの黄葉とモミジの紅葉が美しい。
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