小野子東谷 |
滝の高巻に難渋、沢より自然林が良いコース 901m 京都府南丹市 |
2016年9月9日(金)曇 8:50駐車場→9:15入渓→9:40西谷分岐→10:3525m滝→11:05二俣→12:20奥の二俣→12:55出渓→15:05由良川河原→15:30駐車場 |
台風去り、好天の予報。仕事休みの平日、先週に続き京都北山へ。ガイド本紹介のゲロク谷や中ノツボ谷は難しそう。ネットで無難な沢を探し、本谷へ。初めて県道38号の終点、芦生へ。集落あり、意外と開けている。公民館前を通過、登山者用の広い駐車場あり。道なりに進むと、京都大学研究林管理の施設群。入口で入山届。沢登り厳禁とあり気が引ける。施設内を抜け、林道を直進したいが立入禁止、トロッコ道を進む。本谷入口付近で由良川へ降りる。谷入口から凡流が続く。沢中を歩くのが面倒、できるだけ河原を歩く。苔むしたウエットな沢、雰囲気は悪くないが単調。30分弱で西谷との分岐。ネット情報では西谷は無難だが凡流のよう。東谷もしばらく凡流が続く。分岐から40分で初めて小滝に遭う。沢中の大岩を越えるとすぐに25m滝。左から巻く。踏み跡らしきあり、小さく巻けそうだが無難に大巻く。急斜面を木枝頼りに下降、ぴったり滝落ち口。少し進むと、優美な滑滝。程なく二俣。左はすぐに斜瀑、右は凡流。ネット情報では左は難しく、右が無難だが、斜瀑に取り付きこなす。見上げると、斜瀑が連続。ファイトが湧かず、撤退、右股へ。凡流が続くかと思いきや、こちらも斜瀑が連続。手堅くこなしてゆくと、10〜15mの滝が連続。左から大巻く。急傾斜の岩壁にのった草付きがもろい上、手掛かりの木枝や根っ子が少ない。前回のカラオ谷も同様、この山域の特徴か。滝2つ続けて大巻いた後、まだ大巻くのかとゲッソリため息。幸い下降する踏み跡に気づく。一旦下降、3つ目の滝を小さく無難に巻き、ピンチ脱出。一転、穏やかな小川。奥の二俣、ネット情報に従いやや細い右へ。滝場の通過に追われ、休憩できてなかったので、沢中の露岩に座り軽食。周囲を見回すと、渋い自然林。ブッシュの覆う小川を進み、これで終わりかと思いきや細い斜瀑が続く。手堅くこなすと水流が消えてくる。疎林中、短時間で尾根上に出る。そのまま南西へ下降すれば良いところ、901mピークを確認したく高みへ向かう。高みに表示はなく、北西へ進み、小野子西谷への下降も考えるが凡流歩きはもう十分。南西尾根を下降することに。ブッシュの樹林中、磁石と地図で何度も確認するがウロウロ。見当で進むが不安。自然林の趣が良いが鑑賞のゆとりがない。幸いブッシュがなくなり、南西に暖傾斜の尾根が伸びる。疎林中、歩きやすい。尾根突端で北西と南西に分岐。下りやすそうな南西に下降。少しでも暖傾斜に進路をとり、一部激下り、無事由良川河原に出る。すぐ向かいのトロッコ道へ渡渉、無事戻る。⇒トップページへ |