奥 三 界 岳

渓谷、笹原、樹林帯と様相の変化が面白いが林道歩きの長い健脚コース おくさんがいだけ 1810m 岐阜県中津川市

初めての車中泊、寝付けなかったがいつしか寝ていたようで、4時前に目が覚める。寝床を片付け、ゆっくり朝食。
少し離れたセダンの人も起きてくる。明るくなるのを待ち出発。駐車場前の渓流を渡り、キャンプ場を抜け、竜神の滝へ。
道標と遊歩道が整備されている。大石ゴロゴロの渓流の趣きも良い。遊歩道から名瀑を存分に鑑賞。車道に出て
しばらく進むと、ゲートあり、一般車両は進めない。手前に数台駐車。先に滝見物を済ませ、ここまで車で来れば
往復1時間短縮可。しばらく林道歩き、渓流の趣が良い。銅穴の滝と休憩舎あり。滝は凡庸。少し進み、道標に従い、
林道から離れて進み、吊橋を渡る。大回りする林道をショートカットするため、急斜面をジグを切りながら根気よく登る。
途中の一つ滝・アゼ滝は、時間不足でパス。高齢男女グループに追いつく。やっと林道に出、長い林道歩きが始まる。
時々覗く深い渓谷や山腹の紅葉が慰め。姿の良い夕森山を見ながら進むと、遠く滝と橋が見える。あそこまで歩くのか。
意外と早く着き、林道分岐を左折、落石が多く、道が一層ダートになる。木橋から見る滝と紅葉が絵になる。
落石に埋もれた林道を進むと、眼前、本山から伸びる尾根の山肌の笹と紅葉が陽射しに美しい。ようやく
林道終点、山頂への主尾根に向い急登後、笹原の山腹を斜行。陽射しに照り映える笹原越し、ドーム状の恵那山、
昨日登った南木曽岳、もやってスッキリ見えない。笹原の後、石ゴロゴロの小渓流中の急登に苦しむ。主稜線まで
登ると暖傾斜、静かな樹林帯に入る。山頂手前の湿地帯で不覚、足をすべらせ深みにはまり、スネまでドロドロになり、
山頂に出る。一面深い笹原。展望台と三角点がないと山頂と気付かない。苦労した割に拍子抜け。展望ももやって
スッキリしない。眼前、昔登った小秀山。右手に御嶽山が見えるはず。三界岳への縦走路があると楽観していたが
見当たらず。三界岳経由で大周回できれば素晴らしいのだが、あきらめ往路を引き返す。幸いそれ程ウンザリする
こともなく、駐車場まで戻り着く。7時間とあるガイド本以上に時間がかかる。1グループと3人にしか会わず。
健脚の通向きか。すぐに帰途に着き、300キロ近く走り、17:30ころ帰宅。さすがにくたびれる。⇒トップページ

20081013日()晴×曇 5:40夕森公園駐車場→8:35林道終点→9:50山頂→11:05林道終点→13:20駐車場