南 木 曽 岳
先月末、中央アルプス縦走に併せて登る予定だったが雨天の予報に見送る。心残りで、近接する奥三界岳と併せ、
300名山2山登頂を目指し、3連休利用で出かける。6:00前、自宅発、阪神高速→名神高速→中央道と走り継ぐ。
国道19号から256号へ。妻籠を通過、温泉街を過ぎ、蘭キャンプ場の道標に従い道なりに進む。キャンプ場を過ぎ、
登山口駐車場着。2箇所あるが満車、何とか駐車。少し進むと、避難小屋と空いた駐車場あり、拍子抜け。
林道ゲート前で自然探勝園入口の道標に従い、山道に入る。25分で登り道と下り道の分岐点。人気の山なのか、
時計回りに周回するようになっている。道標に従い左へ。巨岩が重なる金時伝説の洞窟がある。ここから山頂まで
急登続き。岩の多い悪路、梯子状の木段が続き、歩きづらい。尾根に出ると、展望が得られ、元気が出る。
急峻な山肌の紅葉が岩場とマッチ、その向こうに南アルプスの連なり。背後に恵那山の大ドーム。ハイカーの行列、
久しぶりに人の多い山。あっさりと山頂に出る。樹林に囲まれ展望はないが静けさと地味さが良い。立派な三角点と
山頂標示あり。少し先に見晴台の岩場あり。あいにく雲に閉ざされ、薄く御嶽山と乗鞍岳を遠望。好天時は素晴らしそう。
暖傾斜を進むと、利用しやすそうな避難小屋に出る。JR南木曽駅からの登山道と合流。一帯笹原の暖傾斜地。
昼食のハイカーで一杯。眼前、中央アルプスの連なり! スッキリと見えないが中ア最高の展望台。
人のいない大岩上で軽食後、下山路へ。この辺りの紅葉も美しい。振り返ると、岩の多い急な登降路と対照的な
笹原の山頂部、別天地の趣。摩利支天の岩場に寄り道。恵那山を中心に南方の展望が大きく広がるが
ガスっており残念。急な下山路、山腹の紅葉が美しい。雲が出て南ア連峰が見えなくなる。人気のあるのが納得できる山。
帰途、あららぎ温泉に寄るのをやめ、奥三界岳登山口へ。国道19号、256号、県道3号、411号と乗り継ぎ、
夕森公園駐車場着。地図にある温泉はなく、売店の人に教えられた川上村かたらいの里内の温泉へ。400円で
サッパリする。近くの道の駅には弁当はなく、売店内の食堂で夕食。初めての車中泊。昨5月、カローラ・フィルダーを
買ったのは、後部座席を倒すとフラットな寝床ができるため。足が少しつかえるがまあまあの寝心地。渓流の音を
聞きながら静かな夜を迎える。⇒トップページへ
短時間で登降できる中央・南アルプスの展望台 なぎそだけ 1676m 長野県南木曽町
2008年10月12日(日)晴×曇 10:10登山口→11:40山頂→13:50登山口