先月の穂高縦走では未踏の300名山がなく、アプローチしやすい300名山を目指す。4連休に恵まれ、車で立山へ。
北陸道:立山ICから県道6号を南下。神戸の自宅から400キロ強、5時間弱で立山駅着。駅近くの駐車場は満車。
駅から下った橋手前から河原に下り、駐車。昼食後、12:20発のケーブルカー乗車、バスに乗り継ぎ13:20室堂着。
下界は晴れだったが雨模様。山はガスに覆われ、登山は断念。遊歩道を散策しながら山荘へ。池沼の造形美。
ロッジ立山連峰泊。水洗トイレ、大浴場あり、これまで泊まった山荘中、最高。部屋も空いている。夕刻雨が上がり、
夜、満天の星。翌朝4:00起床。パンとコーヒーの朝食後、薄暗い中、テントで一杯のキャンプ場を抜け、沢を渡る。
すぐに剱岳への道と分岐。短時間の登りで稜線に出る。しばらく暖傾斜の道を気持ちよく進む。夜が明け、立山連峰を
一望。眼下、ロッジと地獄谷。初めて見る猫又山。朝焼けをバックに鍬崎山。カメラが不調、イライラ。
眼前、本山がそびえる。手前のピークをこなすと、眼前、剱の雄姿。あいにく逆光。まだ疲れていないのに、
あっさり登頂、拍子抜け。360度の展望なのに、昨日雨に濡れたカメラのレンズが曇る。山頂から中大日との鞍部まで
険しい下り。鎖や梯子あり。意外と対向するハイカーが多い。大日岳への稜線を一望。稜線上、終始展望が
開けている。眼下、広大な弥陀ヶ原と深くえぐれた峡谷。弥陀ヶ原越し鷲岳が目を引く。中大日岳の手前、
巨岩を配した自然の庭園が印象的。岩場を登り、中大日岳から下ると、テラス状の鞍部に大日小屋。眼前、
迫力の剱、猫又山。短時間で大日岳登頂。360度の素晴らしい展望。縦走後の登頂、本山登頂より感動的。
富山湾から能登半島までのびやかな広がり。早月尾根側から見る剱。後方、白馬岳か。弥陀ヶ原の先に立山。
明日登る鍬崎山。展望に満足、鞍部から大日平へ下る。石ゴロゴロで歩きにくい。長く急な下りが暖傾斜に
なり、笹原中、木道が延びる。振り返ると、大日と中大日の間のすり鉢状の山腹の広がり。大日平小屋で休憩。
小屋裏から不動滝を遠望。大日平、長い木道を水平に進む。一転、急傾斜のダートな下り。途中、道を補修工事中。
最後の踏ん張りで下り切ると、大日岳登山口。称名滝見物の観光客に混じって展望台へ。日本最大の落差の滝、
距離が離れていても迫力あり。レストハウスでバス待ち。予定より早く立山駅へ戻る。夕食のおにぎり購入後、
車で立山山麓スキー場へ。立派なホテル:グランドサンピア立山で入浴後、ゴンドラリフト乗場の大駐車場で車中泊。
近くの家族村のファミリーのざわめきが耳障り、ホテル駐車場へ移動、何とか寝場所確保。⇒トップページへ
ダイナミックさに乏しいが展望が良い日本300名山 おくだいにちだけ 2605m 富山県立山町
2012年9月16日(日)晴 4:55ロッジ立山連峰→6:50山頂→8:25大日小屋→8:50大日岳→10:50大日平小屋
→12:40登山口→13:00称名滝展望台→13:40称名滝バス停→14:25立山駅