崎 山

航空写真のような展望と自然林が素晴らしい日本300名山 くわさきやま 2089m 富山県立山町

窮屈な車中泊、何度も寝返りを打ち、色々夢を見ながら、目覚ましが鳴るまで寝ていた。すぐにゴンドラリフト乗場へ。
レトルトのおじや、おかゆで朝食後、6:00(休日以外は8:30)のゴンドラ始発を待つ。切符売り場で登山届を書かされ、
下山後、一報するよう言われる。ゴンドラ最終は17:00と念を押される。ゴンドラはぐんぐん登り、8分で尾根上着。
整備された暖傾斜の道を散策気分で進む。マイナーな山、余り期待していなかったが、ブナなど自然林豊か、道中
ずっと趣が良い。短時間で瀬戸蔵山着。前面が切り開かれ、対面する大辻山の山並み。次の大品山も
前面が開け、さらに展望が良い。平坦な弥陀ヶ原越し大日岳〜立山。少し先、樹林中、雰囲気の良い休憩場所あり。
下り切り、シビアな急登が続く。時々、展望が開け、富山湾まで見晴らす素晴らしい開放感。大日岳〜立山の展望も
さらに良くなる。剱山頂部の鋭角も見える。痩せ尾根、休憩場所がなく、鎖場手前で何とか休憩したが、その先で
展望の開けた小ピークに出る。前方に時々姿を見せる鋭角は、1756mピークか。その先に山頂があると思いきや、
急傾斜を頑張り登り切ると、大岩の点在する山頂着。足早に自分を抜いた壮年者に迎えられる。シビアな急登を
こなした末の大展望!眼前、薬師がどっしり展開。右方、北ノ俣岳、黒部五郎も見える。左方、越中沢岳、
鷲岳など馴染みのない山並みが立山連峰まで続く。奥大日岳の上、剱を遠望。富山湾まで見通す。
大展望、名残惜しさを切り上げ、往路を引き返す。登りの時より傾斜の急さを感じる。ハイカー数人とすれ違う。
長くシビアな尾根を引き返すのは、やはりダレる。瀬戸蔵山まで戻ると、ハイカーが多い。大品山から歩きやすい
暖傾斜だが、山頂駅まで長く感じる。リフト乗場の係員に往復の早さを感心される。高度を感じながら短時間で下山。
ホテルで入浴後、帰途につく。もう一泊し、福井の300名山:冠山へ登りたかったが、天気が下り坂、ひた走り続ける。
米原手前から渋滞、雨も本降り。行きより1時間半ほど時間がかかり、21時帰宅。⇒トップページ

2012917日()晴 6:10ゴンドラリフト山頂駅→6:40瀬戸蔵山→7:10大品山→9:25山頂→13:10山頂駅