御 池 岳
アザミ谷から登り、山上別世界を満喫、伊勢尾を下る おいけだけ 1247m 滋賀県東近江市
20181014日()曇→晴 8:25御池橋→9:00入渓→10:55出渓→11:30ヒルコバ→12:05鈴北岳→13:10山頂→13:55鈴北岳→14:35鈴ヶ岳→16:20御池橋地図
好天の週末、山上別世界に惹かれ、3連続で御池岳へ。小又谷出合から御池川沿い更に奥へ舗装林道を走る。余り時間を要さず御池橋着。駐車場はなく路肩に駐車。先行車1台。名古屋から来たベテラン風男性。ゴロ谷出合辺りから本山へ直登するという。橋を渡り、少し林道を進み、アザミ谷出合付近で河原に降りる。眼前の取付きやすい尾根端が伊勢尾末端。一面石ころの広河原を進む。水深は浅く、靴の中まで濡らさず渡渉できる。ゴロ谷分岐手前で渓流靴に履き替える。分岐を過ぎ、沢らしくなる。穏やかな渓流、滝らしい滝もなく、沢登りにはならないが、両岸の自然林と合わせ雰囲気が良く、気持ちよく安気に進める。風水害のダメージが少ないのも良い。右手の支沢に立派な2段の滝が現れる。しばらく先でもう一つ支沢に滝を見る。詰め登ると傾斜が急になり、樹林の趣の良い斜面へ上がりたくなるが、最後まで詰めてみる。終盤、細流の沢を土石と倒木が埋めており、難渋。土石が崩れ、小滑落、小負傷。水流がなくなったところで出渓。短時間でヒルコバ着。道標あり。一帯の樹林の雰囲気が良い。鈴北岳への登路は不明瞭だがヤブはなく、適当に登る。山頂はハイカーでにぎやか。周辺の景観、展望が素晴らしく、人気スポットか。霊仙山がよく見える。琵琶湖を見晴らす。御池岳山腹の紅葉が美しい。下った一帯の雰囲気も良く、ここが日本庭園か。一面のコケも美しい。真ノ谷の途中から本山へ直登しようと、谷を見下ろしながら踏み跡を斜行、進路を見失い、谷へ下ると、道がある!谷底を進むのが正解。出会った人に尋ね、本山へ直登する分岐を通過していたことが分かる。急登をこなし登頂。鈴養湖越し養老山の山並み。一帯渋い樹林。ヒルコバまで戻り、鈴ヶ岳へ登る。苔と樹林の渋い雰囲気。展望は良くないが伊吹山が見える。伊勢尾への下降点の目印は見当たらず。南西方へ急斜面を下降。ヤブはないが激下り。立木頼りに何とか下り続ける。途中でピンクテープに気づく。暖傾斜になり、無事伊勢尾に乗る。山頂から南方へ下り、西へ軌道修正した方が良いか。伊勢尾から登る場合は、適当に登れば良いが、下降する場合は、慎重を要する。伊勢尾は片側植林、片側自然林でヤブはなく緩やかな起伏で進みやすい。南西端806m点からより暖傾斜の南西へ下る。激下りはなく、無難に出発点の尾根端に出る。伊勢尾→鈴ヶ岳→北鈴岳→御池岳→T字尾根がベストコースか。⇒トップページ