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地味で渋い深田久弥百名山 おあかんだけ 1499m 北海道釧路市
2022718日()曇×晴 8:20登山口→11:15五合目→12:10山頂→15:30登山口地図
雌阿寒岳下山後、国道241号を東進。登山口道標あり。国道脇の空地に停めたが狭い道を少し進むと5台分程の駐車場、トイレあり。好天の祝日だったが駐車4台。登山道、道標ともよく整備され、安心して進める。太郎湖、次郎湖沿いにしばらく水平移動後、登り始める。樹林中、意外と緩やかな登りが続く。1合毎に山頂まで掲示あり。4合目から急な直登になり、短くジグを切りながら登る。総じて5合目まで単調な登りが続く。展望はなく、花も少ない。5合目を過ぎると樹林帯を抜け、様相が代わり開放的な高原状地になり、気持ちよく進める。ガスってなければ展望も良さそう。山頂部は緩やかな起伏の低灌木帯。測候所跡あり。以前、職員が常駐し気象観測していたよう。穏やかな噴火口を見下ろし(写真)、少しの急登で登頂。若者3人。あいにくガスっていて展望に乏しく、北東の湖が少し見える。若者たちが去り、釧路から来た女性と少し話す。3度目の登頂、登りはきついが本山の地味で渋いところが好きとのこと。同感。楽に登降でき、景観がダイナミックで高度も本山より100m以上高い雌阿寒岳の方が人気があり、いつの間にか本山の株を奪って百名山になったことも分からないではないが。復路、3人程と会う。雌阿寒岳と対照的な人の少なさ。下山後、阿寒湖観光案内所に頼んで予約した湖畔の宿に泊まる。5日間ほどは不順な天候が続きそう。自身の調子は良く、北海道未踏の300名山9山に登りたいが、再訪することとし今回は切り上げる。幸い明日のフェリー便の予約を取れる。一句「山登り疲れ手の皺深くなり」トップページ