兵庫県内の山は10年以上前、現役時代に一通り登り、関心が県外の山に向いていたが、近畿の山も一通り登り、県内の山へ回帰。本山は、中国道走行中、見慣れた山。播磨富士と呼ばれる秀麗な鋭鋒。13年前、一般的でない大明神コースから登り、Bコースを下降。低山ながら沢山のコースがあり、今回は、一般的なCコースから登り、Aコースを下降。中国道:夢前SICで降り、県道67号を少し北上。前之庄西で左折、県道23号を西進、善随寺への道標に従い右折。道なりに走ると、広いオートキャンプ場に至る。服を着た案山子が点在。奥に広い登山者用駐車場あり。トイレがなく、離れたキャンプ場トイレまで行く。案内板にD・Eコースは荒廃、入らないようにとある。一帯茶枯れた紅葉。本山が見える。道標が整備され、迷わず進める。全般に登下降とも急傾斜、暖傾斜の個所はほとんどなく、終始気を抜けない。山容から予想できるとおり、特に山頂付近は急峻。道は歩き込まれてザレており、すべりやすい。尾根上は岩稜で、特にCコースはほとんど岩稜。恐怖を感じるほどではなく、手掛かり足掛かりが多いがロープが張り巡らされている。尾根上からの展望は良く、往路は茶枯れた紅葉の尾根越し七種薬師方面の展望が良い。山間に朝霧がたなびき、絵になる。短時間で登頂するが、気を抜けない岩稜を越えた達成感あり。狭い山頂から360度の展望。四方に山名表示の写真案内板がある。高齢男性1名。途中で抜いた子連れの中年男性が遅れて登頂。昼食には早く、飲食せず下山。急下降が続き、気を抜けない。Bコース分岐まで意外と長い。途中、本山が良く見える。往路の岩稜を行くハイカーも見える。短時間で下降できるメインコースと長い尾根をたどるサブコースに分岐。サブのAuコースへ。終盤、尾根を直進するのか、右の谷側へ下降するのか迷う。右へ下降、道はあるが荒廃、歩かれていない感じ。下り切り、林道を少し歩くと、駐車場に戻る。半日コースで物足りないが帰路に就く。また別コースで来てみたい。⇒トップページへ |