三 室 山 |
大通峠から素晴らしい尾根歩きを満喫 みむろやま 1358m 兵庫県宍粟市 |
2018年2月11日(日)曇×雪 8:25竹呂林道入口→10:25大通峠→12:45山頂→14:35竹呂山頂→15:45竹呂林道入口 (地図) |
貴重な3連休に寒波到来、日本海側、雪模様。毎日天気予報を気にしながら連休中日に雪山行。本山は三室高原から直登するのが一般的だが、一昨年冬、竹呂山から縦走。かねて果たしたかった大通峠からの縦走にチャレンジ。雪山行で一番心配なのは道路。路面凍結とどこまで入れるか。昨日は寒気が緩み、終日雨。おかげで道中、雪は少なく、県道72号を登山口手前の集落まで難なく通過。集落の先、路面に雪。幸い竹呂林道入口に駐車できる。三室の滝に寄り道。車道が三室高原へ向かい急カーブする地点で左、大通峠への林道へ進む。先行者の踏み跡をたどる。しばらく林道を進み、林道が北東へ向きを変える地点で、峠へ直登する谷沿いの道へ。この道は登山地図にはないが、地理院地図やネット情報にはある。踏み跡をたどり迷わず進めたが、踏み跡がないと自信なし。ジグザグに雪の急斜面を登る。雪の下に明瞭な道がある様子。ようやく峠手前で林道に出る。開けた峠からいよいよ縦走路に入る。深い雪が寒気で締まり、足を取られず進める。尾根上、趣の良い疎林。期待以上。断続的に吹雪、寒気厳しい。初めてのアングルで望む本山、風格あり。後山連山も墨絵風に見える。近づくにつれ樹氷をまとった本山が絵になる。広い雪原の尾根、寒風に吹きさらされ、凍てついた別世界。樹氷が美しい。時々青空も見え、気持ち浮き立つ。急斜面をあえぎ登り切ると、山頂標柱前。前回と比べ雪が深い。山頂から樹氷林がいつも目を惹く。雪空で遠目はきかないが周辺の雪景色に満足。この先踏み跡はなく、往路の趣を味わいながら戻ろうかと思うが、惹かれるようにだれも汚していない純白の尾根へ進む。不安混じりの澄んだ気分で樹林中を進むと高齢男女数名がやって来る。彼らの踏み跡のある一般コースを下るのが無難だが、明日も休み、竹呂山へ縦走。踏み跡なく、地理院地図と磁石で慎重に方向を確かめ下降。登り返しの小突起、前回同様、難渋。この先、竹呂山頂まで難所なく、疎林中気持ちよく進める。先行者の踏み跡も現れる。1198m点で進路を左へ転じる。長く下り切った鞍部に竹呂谷への道標あり。山頂への登りが以外と長い。宍粟50名山の標柱が立つ山頂は、樹林中、変哲ない。尾根コース道標の指す方へ踏み跡をたどり下降。総じて急傾斜。スノーシュー着用のまま難渋しながら慎重に急下降。871m点手前で道標に従い左へ進路を転じ、小尾根を急下降、林道へ降り立ったが、尾根を直進する踏み跡もあり、そちらの方が林道歩きが短くて済み良いか。長い林道歩き、ようやく駐車点へ戻る。他車4台駐車。雪模様の天気、妻に案じられたが雪山の素晴らしさを堪能。⇒トップページへ |