宍粟50名山全登頂を目指していた7年前、竹呂山へ南の尾根から登頂後、本山への縦走を試みたが、密生したブッシュに阻まれ断念。竹呂山は南西に登山道が整備され、ネット情報で本山への縦走も可と分かる。積雪の状況が分からず、雪山装備と軽装備両方準備。中国道:山崎ICで降り、県道53号から72号を北上。ちくさ高原へ左折する72号と分かれ、道標の三室高原へ直進。竹呂山登山道標のある林道入口に駐車。雪は全くなく、山頂部が薄く冠雪。軽登山靴にスパッツ着用。スノーシュー、スットクは残し、アイゼン持参。舗装道を緩やかに登り、15分で登山口着。尾根・谷コースの道標あり。尾根コースへ。標高871m点北東に出る支尾根を直登。薄く積雪の急斜面、木枝頼りに難渋の登り。雪で道は不明瞭、先行者の足跡を追う。途中、作業道に出、すぐ山道へ。主尾根に出、一旦暖傾斜になり山頂手前で最後の急登。1時間強で登頂。自然林の趣と静けさが良い。山頂表示と三角点あり。登路は前回のコースの方が良い。暖傾斜の広い尾根を気持ちよく北進、鞍部まで下り切ると、谷コースへの道標あり。先行者の足跡も本山へ向かっており、安心と残念半々。1198m点目指し、緩やかに登る。積雪が増え、軽登山靴では足が冷える。陽射しがなく、寒気が厳しい。尾根上、自然林の趣が良い。何か所か竹笹が茂り、かき分けて進む。最後のピーク、岩稜の難所。慎重に降る。眼前、樹氷の山頂へ気持ちよく進む。だれもいない静かな山頂。あいにく冬雲に覆われ北面の氷ノ山は見えない。大道峠へのなだらかな稜線、縦走したいが今回は準備不足。軽食後、急傾斜の下降に備えアイゼン装着。尾根を引き返す。山腹の樹氷の美しさ。植松山がのびやか。メインコース下降。眼前、後山〜ダルガ峰の連なり。眼下、山並みの狭間の平野。明瞭なトレースを追う。トレースがないと進路取り困難。難所の岩場の下降、ロープ頼りに慎重に降る。植林中、急斜面をジグザグに下る。三室高原から本山を見上げる。下山後の青空が恨めしい。三室の滝を見て、駐車点へ戻る。メインコースより、竹呂山へ往復、竹呂谷コースを下る方が良い。⇒トップページへ |