2008127日()曇×雪 12:40七宝寺側登山口→14:10山頂→15:20登山口

ヤブをかき分け棘に刺され、静かな山頂へ こわだやま 612m 大阪府能勢町

午前中、半国山から下山、雪模様の曇天から晴れ間の見える好天に。予定通り半国山すぐ南の本山を目指す。
国道477号を南下、七宝寺への枝道を進むと同寺の大看板あり。その前の路肩に駐車、軽食。集落への道から
右上に延びる狭い舗装道を進むと、湧泉寺、歌垣寺、さらに七宝寺。巨大金像や大小石仏の陳列!面食らう。
どの像も新しく、由緒は感じられないが興味深い。これらを作る巨費が気になる。ハイカーは境内に入らないように
掲示され、境内右脇に急傾斜でウネウネ延びる舗装道を仏像を眺めながら進む。再び雪が降りしきる。
車道沿い左側、寺の掲示板に手書きで小さく登山口標示。ここまで登山道標は全くない。小さな谷沿い、雑林の中、
暖傾斜の山道を傘を差して進む。テープも少ないが、積雪は浅く、道は比較的明瞭。小さな池の脇を通過、鞍部に出、
平坦になる。目立つテープがあり、本山への分岐と早合点しそうだが、七宝寺のご神体、釈迦ヶ嶽の鞍部か。
テープは標高470m三角点への入口か。植林帯の中、水平に進むと、鉄塔前に出る。視界が開け、眼前に本山。
すぐ左下に林道が見え、急斜面を下るが、鉄塔左脇を進むと林道に出る。林道を少し進むと、黒いネットに突き当たる。
右脇に山道入口、小道標あり。この先、山頂までブッシュ化。浅い積雪もあるが、ネット沿い何となく踏み跡が分かる。
緩やかな起伏の尾根道、雑林の中、趣も展望もなくHPに載せる写真を撮れず困る。
ヤブのひどい個所やイバラが傘や服に引っかかる個所にイラつく。ゲンナリし始めたころ、少し開けた山頂着。
立派な三角点と山頂標示あり。変哲のない雑林の中、真冬の低山の静けさ、悪くない。天気も好転、晴れ間が出る。
山頂から見る登路の樹林の趣が少し良い。苛立ちが消え、気持ち和む。北側へ延びる道は歩きやすそう。
このルートの方がよく利用されているのか。そそくさと往路を引き返す。ガイド本には展望の開けた尾根道とあるが、
雑林越し、低山がチラチラ見える程度。再び雪模様になり、帰途が不安になるが、穏やかな天気の中、無事帰宅。
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