道標・道が整備され、一新した趣、展望の良い山 こでらやま 636m 神戸市北区
2011年6月6日(月)晴 12:35地獄谷東尾根入口→13:45六甲アルプス入口→14:20車道
→14:30古寺山登山口→14:50山頂→15:30表参道登山口→15:45神鉄:六甲駅
午前中、三ッ下谷を詰め、石楠花谷西尾根を下る。花山中尾台の住宅地の北東端から橋を渡り、大池中に出る。
敷地沿いの小道を進み、神高グランド沿いに進む。グランド上の車道に出て、少し登り進むと、地獄谷への道標あり。
高速道高架下を過ぎ、「ノースロード出合」への道標がある地点に左へ分岐道あり。その入り口に「地獄谷東尾根」の
小道標あり、左上へ明瞭な道がある。東尾根の支尾根「六甲アルプス」を目指す。暖傾斜の雑林を抜けると、
露岩の痩せ尾根が多いコースに入る。登りも結構シビア。裏六甲の山並みや街並みを展望できるが、総じて展望は
良くない。進路を東に変え、大堰堤を眼下にし、539mのピークへ。一旦下り、本尾根の最高点へ急な登りが続く。
登り切ると、暖傾斜の起伏が続く。下った鞍部に、明瞭な分岐点あり。テープに「料金所」とある。進んでみるが、
谷筋でテープも踏み跡もない。鞍部から登った地点に明瞭な支尾根分岐があり、テープもある。これに間違いない。
すぐに露岩の痩せ尾根になる。道は比較的明瞭だが、小刻みな起伏の連続、木枝が進路を遮り、気が休まらない。
乗り越えが難しい岩稜には巻道があり、慎重に進めば難所はない。木枝に覆われ、アルプスらしい景観ではないが、
中間点の岩場から見る前面の岩場が唯一それらしい。2段の大岩塊、最初のものは左から巻き、次のものは
右から難なく巻ける。岩稜帯を抜けると、車道の騒音が耳障り。急斜面を下るが、石楠花谷西尾根と比べるとマシ。
下り切ると、車道に出る。テレビなどが不法投棄されている。カーブNo.37の地点。車道を少し東進、左の林道へ。
シュラインロードの出合いを過ぎた辺り、本山への小道標とテープあり。道は明瞭。しばらく進むと、急な登りになる。
山頂部は暖傾斜。4年前に登った時は、山頂を確認できず、北進するつもりが、南西へ下ってしまう。再度の挑戦、
心して進んでいると、何と、手製の絵図の道標あり。小道標も設置され、道も新しい木段が整備され、拍子抜け。
以前の道標が全くなく、進路に迷ったことを思うと、別の山のよう。これ程、山道の様相が一新されているのは初めて。
迷うことなく、山頂に誘導される。巨岩があり、兵庫登山会の山頂表示板あり。昔、寺社があったのか、護摩壇跡や
井戸跡の掲示あり。登山道も複数あり、表参道、裏参道などとある。山頂の少し先に展望の開けた岩場あり。
裏六甲の山並みや高速道路、街並みの展望が良い。進みたいルートは、道標に旧表参道とある。
趣の良い自然林の中、暖傾斜の道を気分よく進む。分岐点を見送り、北進を続け、尾根突端の鉄塔に出る。
有刺鉄線のフェンス沿いに下ると、車道上、コンクリート擁壁上に立つ。車道を右に進むところ、左に進み、
高速道路をかわして、駅へ向かう進路にとまどう。車の多い道路沿いに進み、地元の人に道を聞いて、無事、駅着。
最後の詰めの部分が不快なので、別ルートがお勧めか。⇒トップページへ