沢遡行も尾根登りも失敗、猛暑中、登山道をたどる かつらぎさん 959m 奈良県御所市
 201997日()晴 7:20九品寺→9:05長尾道登山口→11:20ハングライダー離陸場→11:55山頂→13:30ロープウエイ登山口駅→14:25九品寺地図
先々週、高天谷遡行後、金剛山系へ関心が向く。登山地図に「広大な自然林」とある南川に惹かれる。阪奈道:葛城ICから県道30号を南下、道標に従い九品寺へ。広い駐車場あり。トイレは見当たらず。庭園もある立派な寺。駐車場から右へ伸びる近畿自然歩道を進みながら南川を探す。地図には太い水線が描かれているが細いコンクリート溝を流れるのが南川か。溝沿いに進み、九品寺西の池の脇を通過。しばらく進むと、溝を渡る小橋手前に道標。右:長尾道、直進:コナタ道とある。直進。ブッシュ中、踏み跡をたどる。古い堰堤を左から難なく越える。自然な流れとなるが水流の少ない雑然とした沢。沢靴に替えず、軽登山靴のまま進む。マムシと遇う!迂回。ヤブっぽくなり、遡行中止。金剛山の石ブテ谷へ転進することに。戻る途中、テープに惹かれ、沢の南の尾根に取り付く。しばらく難渋せず進めたがヤブが濃くなり、前進を断念。転進する気もなくなり、長尾道を登ってみる。登山地図にはないが地理院地図にはある。所々ブッシュ化しているが歩きやすい明瞭な道。手製道標も所々あり。急登続き。最近蒸し暑い天気続きだが最高に蒸し暑く、帽子からズボンまでびしょ濡れ。アブ・蚊が執拗にまとわりつく。蜘蛛の巣も多い。風も展望もなく超不快。木枝2本をスットク代わりに休み休み登り続ける。主尾根手前でハングライダー場に出る。芝生の斜面から東面の展望が大きく開け、初めて爽快!高原ロッジへの道が通行止め、ツツジ鑑賞路を迂回。西面の展望が大きく開ける。ロッジの自販機で冷えた飲み物を飲み、生き返る。短時間で登頂。炎天下、幼児連れ家族など数人。遮るものない360度の展望。大阪湾越し我が六甲山と対面。ロープウエイ乗場の方へ下り、飲食店で氷菓子を食べる。食欲なく、持参のパンは食べず。サービスの冷水がとてもおいしい。ロープウエイ乗場手前で道標に従いくじらの滝へ下る道へ。登降のハイカーが多い。道が溝状にえぐれて歩きづらく、横の植林中を下降。期待していた滝は風水害でコースが荒れたためか見れず。ジョウモン谷も遡行対象にはできない。途中1度休んだだけで登山口駅まで下る。また自販機で飲み物を買って休む。山麓の近畿自然歩道をたどり九品寺へ戻る。気持ちの良い自然歩道だが暑さに参る。トップページ