笠 杉 山
2007年8月25日(土)晴 13:00登山口→13:40山頂→14:15登山口
千町ヶ峰から下山中、暑さで足に力が入らず、けだるく早く帰りたい気分になるが、こちらまで来る大変さを思い、
千町ヶ峰のすぐ北に位置する本山を目指す。千町ヶ峰登山口の「こぶしの村」から上千町の集落を抜けると、
舗装道が途切れ、未舗装の林道に入る。暖傾斜の林道を進むと路面がダートになり、不安で路肩に駐車。
林道:奥田谷線とある。この道で良いのか不安。少し進むと、「尼崎山の会」の立派な道標あり、一安心。
15分ほど歩くと、遊歩道が整備され、左上にモダンな木造建物が見える。「森林王国」として整備中のようだが、
「こぶしの村」の荒廃を見ても、どこまで利用者がいるのか疑問。この辺りの自然林の趣は素晴らしく、
人工的な開発は抑え、山道を残す程度にしてほしい。建物を通過後しばらくで林道が二股に分かれる。
この地点に登山口道標あり。ここまで車で来れる。峠まで植林帯の中、暖傾斜の道を気持ちよく進む。
静けさが良い。短時間で峠着。江戸時代の風姿の良いお地蔵さんが祭られ、心地よい風が吹く趣の良い峠。
道標に従い、山頂への尾根道へ。反対側にも道が伸び、段ヶ峰への長い縦走路。
樹林の趣の良い痩せた尾根道を進む。ピークを幾つか越えると、小岩をまいたような痩せた尾根に立つ。
磁石を忘れ、方位が分からないが、北側と南側か、樹林の切れ間から山並みの展望を望める。
本命の千町ヶ峰が期待はずれだっただけに足を延ばして良かった!「兵庫50山」番外の山だがお勧め。
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番外の山ながら短時間で登れる趣の良い秀峰 かさすぎやま 1032m 兵庫県一宮町