無名ながらとても趣の良い美渓 1191m 鳥取県若桜町
 202066日()曇 8:20駐車点→8:45尾根取付→9:10入渓→10:55出渓→11:30尾根上12:35波佐利山→15:40駐車点地図
先週訪ねた赤西渓谷に惹かれ、源流部をたどりたくなる。ネット情報では、オレンジ線でB赤西山へ登り、A波佐利山へ縦走後、オレンジ線で源流部へ下降する周回コースが多い。このコースでは赤西林道歩きが長い。若桜町から入ることに。計画では、加地川支流を登り詰め、波佐利山からピンク線で源流部へ下降、赤西川沿いに南下、ピンク線で登り返し、出発点へ戻る大周回。中国道:山崎ICから国道29号を北上、戸倉峠を越え、若桜町中原で林道へ。大通峠への道を南下。加地川の最初の分岐を過ぎ、次の分岐点に駐車。3台分程の空地あり。以前来た時、支流出合の趣の良さに惹かれ、遡行したかった沢。趣の良い渓流沿い林道を進む。10分強で林道終点。しばらく登山靴で進み、沢靴に替える。スパッツを忘れ、ズボンを濡らして進む。期待以上の美渓。樹林の趣と併せ一帯雰囲気がとても良い。総じて穏やか、小滝の巻きが一か所ある他、危険個所なし。詰めの分岐で、左の滑滝に惹かれるが、本流らしい右へ。詰め登るにつれ沢も両岸も急になり、脱出が不安。何とか取付けそうな左の急斜面を立木頼りに這い登る。やっと支尾根上に出るが詰めは急登。ヘトヘトで主尾根上に出る。波佐利山へ向かいながら赤西渓谷への下降路を探る。小ピークを2つ越え、山頂着。ここまで飲食せず疲れ切ってしまう。時間的にも予定コースは無理。2つの小ピーク間の谷を下降したく、下降点を探るが急。早く帰りたくなり、往路を戻ることに。地図1047m鞍部から溝状地を下降。足元に気を遣いながら下るのが面倒になり、左の尾根上へ登り返す。尾根の険しい個所で行き詰まりそうになるが、何とか谷へ下降。往路の詰めの分岐の滑滝側を下降。往路を戻る。沢中は避け、河原や植林中を進み、仕事道をたどり林道へ戻る。詰めの分岐では、左の滑滝側が良い。⇒トップページ