楽に登降できる好展望、好趣の名峰、下山後、晴天に じゃたにがみね 901m 滋賀県高島市
201433日()雪→曇→晴 8:55桑野橋→9:40登山口→11:15山頂→13:10登山口→13:45桑野橋
仕事休み、関西全域、曇のち晴れの予報。春めいた天気が続き、路面凍結のおそれもないと、かねて行きたかった本山へ。比良山系の北端、存在感のある均整のとれた山。6年前、新緑の時季に登ったが記憶が薄れている。積雪期に登りたかった。湖西道路:真野ICを降りると、まさかの雪。降りしきる中、国道367号を北上。幸い路面は濡れているだけ、無事走行。大きな休憩舎前に駐車、歩き始めたが、桑野橋の1キロ手前。引き返し、車で北上。桑野橋手前にきれいなトイレのある駐車場あり。登山道標がよく整備されており、登山口への林道に迷わず進める。里も林道も雪はほとんどなく、淡々と林道を進む。予報に反し、どんよりした雪雲、雪が舞う中、気持ちも浮かない。林道をジグザグに登り進み、終点手前で道標に従い山道へ。この辺りから浅い積雪。過日の雨と今朝の冷え込みのせいか固く締まっており、比較的歩きやすい。沢山の踏み跡、テープもあり、迷わず進める。尾根筋をたどるため、踏み跡がなくても進めそう。壺足でずっと進めそうだが、途中からスノーシュー装着。登るにつれ凍てついた様相。展望に恵まれない代わり、樹氷が美しい。電波反射板の所から平長な雪尾根。遮るものがないのにガスに閉ざされ、眼前にあるはずの山頂部が見えず進路に戸惑う。幸いガスが切れ、山頂部が姿を見せる。雪の急斜面を鞍部へ下り、疎林中を登り返すと、広いドーム状の山頂。遮るものがなく好展望のはずだが、ガスに閉ざされ、展望がない。軽食中、ガスが上がり始める。反射板の尾根まで登ると、ようやく展望が開ける。北面の雪山は百里ヶ岳か。琵琶湖北端の海岸線と湖北の山並み。山頂山腹の樹氷。武奈ヶ岳〜釈迦岳、ガスが上がり切らず、スッキリ見えない。琵琶湖対岸の山並み。好天だと素晴らしい展望。凍えた手指を息で温めながら写真を撮る。少し下ると、山腹の樹氷が絵になる。下山中、晴天に。もう30分早いと、展望はなかった。もう30分遅ければもっと素晴らしい展望に恵まれたはず。積雪の最盛期に登ってみたい雪山山行向きの名峰。⇒トップページ