蛇 谷 ヶ 峰
 趣、展望の良い雪山入門向きの比良北端の山 じゃたにがみね 901m 滋賀県高島市
2017219日()雪×曇 8:25桑野橋→9:30登山口→11:25山頂→13:05須川峠→13:55横谷峠→15:05地蔵山→16:40国道(村井)→17:20桑野橋   
雪模様の天気予報だが雪山行意欲が高まり、構わず出かける。3年前、残雪期に楽に往復。今回は地蔵山への縦走にチャレンジ。国道375号を北上、雪の舞う中、路面にも雪があり、慎重に運転。桑野橋手前の公衆トイレ駐車場には積雪で入れず。幸い除雪された広い路肩あり。雪空、冴えない気分で出発準備。地味な山だが登山口まで道標、林道が整備されている。前回と比べ雪が多く、最初からスノーシュー着用。先行者の足跡が多い。林道を緩やかに登り続け、1時間で登山口着。先行者の足跡をたどる。しばらく水平移動、足跡がないと夏道は分かりにくいが、登り続ければ主尾根に出れる。疎林中、程よい傾斜のマイルドな尾根、気分よく登れる。足跡を追っていたらコースアウト、油断大敵。山頂手前の高み、電波反射板のある辺りから雪化粧の樹林が美しい。好天なら展望も開けていそう。下山者とすれ違う。一旦下り、登り返すと広いドーム状の山頂着。高齢男女が昼食中。意を決し、踏み跡のない縦走路へ向かう。まっすぐ南下するか夏道を追うか迷うが、テープがあり、慎重に夏道をたどる。無事縦走路に乗る。所々テープあり、レスキュー表示も現れホッ。平坦な702m点で進路に迷う。あきらめかけたところ進路発見。程なく道標あり。相当に進んだつもりがまだ須川峠。この先、尾根も分かりやすく、テープも増え、迷わず進める。道中の趣は余り良くない。短時間の晴れ間に岩阿沙利山方面を展望。横谷峠の辺り、峠が分かりにくく、道標を見つけ安心。湿った雪に足を取られ、予想以上に時間が掛かる。地蔵峠も道標がないと分かりにくい。地蔵山へ登るが曇天で展望なし。峠から村井集落へ北西に伸びる暖傾斜の尾根を下る。尾根上も進めるがほとんど尾根沿いの林道を進む。だらだら長い上、植林中、趣も乏しい。シャーベット状の雪も重く、ヘトヘト。下部で、大迂回する林道からはずれ、踏み跡をたどり最短で国道に降り立つ。積雪で路肩のなくなった車道歩きも車が多く、不快。栃生〜釣瓶岳〜武奈ヶ岳の縦走はお勧めだが本縦走は良くない。反射板の所から南西に伸びる長い尾根を進めれば、桑野橋を起点・終点の良い周回ができそう。⇒トップページ