伊 予 富 士
笹ヶ峰と併せて登る笹原の美しい日本300名山 いよふじ 1756m 愛媛県西条市
2004年5月3日(月)風雨 7:00寒風山トンネル登山口→桑瀬峠→笹ヶ峰山頂→12:30桑瀬峠→山頂→桑瀬峠→14:45登山口 
笹ヶ峰1859mと伊予富士、寒風山トンネルをはさんで北と南に位置する。笹ヶ峰へはトンネルのかなり手前にある道標に従って林道を登り、北側から直登するのが最短コースだが、併せて伊予富士に登ることもあり、長い稜線コースにする。前日、三本杭下山後、西条市内泊。１時間弱で登山口着。駐車場、トイレ、休憩所が整備されている。予報どおり天気が崩れ、雨具着用、傘をさして出発。峠まで小１時間で着く。愛媛と高知を遮る稜線上、身体がよろめくほどの強風、寒風山の由来を身に染みて味合わされる。傘をたたみ、フードをかぶるがメガネが雲ってすぐに見えづらくなる。ド近眼だが時々メガネをはずして進む。周辺はガスに閉ざされ、遮るもののない笹原からの展望を全く味わえない。山頂までややハードなアップダウンの繰り返しだがブナ林など趣がある。アケボノツツジのピンクもチラホラ。強風を遮る箇所で一息つきながら突き進み、山頂を確認後すぐに引き返す。風雨にもかかわらず登山者が結構いて惨めさが和らぐ。峠に戻るとすぐに伊予富士を目指す。ハードな笹ヶ峰と比べ、1時間強で山頂着。富士と呼ぶだけに山頂近くは急傾斜となるが全体になだらかな笹原、笹ヶ峰のついでに登っても無理はない。下山後、雨をしのげる休憩所のあるのがありがたい。着替えをして人心地つく。大パノラマの展望が得られず、名峰の所以を味わえなかったが笹原の美しさが印象に残る。車で下山中、新緑の山肌がみずみずしい。⇒トップページへ