由良川上流部へ出るのに便利な樹林の趣の良い小沢 京都府南丹市
202188)曇 8:30駐車点→10:50主尾根上→11:30入渓A→12:20由良川出合→13:15スケン谷出合B→14:50カベヨシC→15:35岩谷峠D→16:10登山口17:05駐車点地図
由良川上流部に惹かれるが西の芦生から入るには遠い。東から岩谷峠を越えて比較的容易に入れることが分かり、早速チャレンジ。岩谷下降後、由良川を南下、大谷遡行を計画したが容易でなさそう。ネット情報で良さそうなスケン谷を遡行することに。台風接近中だが、3連休、一日は山行したい。国道367号:梅の木で左折、狭い山間の道を走る。古屋郵便局前を過ぎ、小橋を渡った所が三国岳登山口。道標あり、3台程度駐車可。岩谷峠への登山道は下山に使うことにし、峠から北東へ長く伸びる暖傾斜の尾根をたどることに。取付き点は複数あるが一番南の尾根端から登る。しばらく急登。尾根上に出ると概ね暖傾斜。意外と植林帯ではなく雑林で雰囲気は悪くない。低灌木を避けながらやや難渋。途中からテープや踏み跡が現れ、後半歩きやすくなる。もっと北の尾根端から取付いた方が良かったよう。蒸し暑く、拭いてもすぐに汗が噴き出す。夏バテ、シャキッとしない。そのうち風が出てきて少しマシになる。主尾根上に出、三国岳まで縦走後岩谷へ下降の予定だったがそのゆとりはなく、目の前の小鞍部へ下るが谷へは急傾斜。支尾根を下り、何とか沢に降り立つ。期待に反し雑然とした小沢。けだるく気分が乗らないまま沢靴に替える。しばらく下降すると、両岸開けてきて疎林の趣が大変良い。野生のラン発見!谷の出口付近は狭くなり平凡。由良川上流部は穏やかな渓相。春秋に来てみたい。登山地図には川沿い道があるが見当たらず、沢中や河原を適当に進む。難所はない。川筋が西へ転じた所がスケン谷出合。砂洲の涸れ沢。出合付近の雰囲気は良く、趣の良い樹林の広場あり。その先は小沢、流木や土砂で荒廃。遡行価値はなく、期待外れ。やや急斜面を詰め登る。細流が消え、左の急斜面を這い登る。短時間で尾根上に出る。消耗し登山靴に替える。目の前の高みに登る。道標あり、登山地図のカベヨシ。早く下山したく、東へ延びる尾根(桃色線)を下降したいが尾根入口が分からない。無理せず岩谷峠まで縦走。所々道標のある良い道。峠から下山路への道標はないが明瞭な道をたどり、北東に延びる尾根に乗る。歩きやすい道を下り、谷に降り立つ。登山口道標あり。地理院地図には道がないが沢沿いの道をたどり、林道に出る。長い林道歩きを経て駐車点へ戻る。⇒トップページ