岩 木 山
岩ゴロゴロの急登に難儀するが360度の展望の素晴らしい百名山 いわきさん 1625m 青森県弘前市
2025104日()晴 5:55百沢スキー場登山口→7:00姥石A→8:00焼止りヒュッテB→9:05錫杖清水→9:30種蒔苗代C→10:10山頂→11:25錫杖清水→12:15焼止りヒュッテ→14:00登山口地図
前日、白神岳から下山後、日本海沿い国道101号を北上後、県道3号を南下。青空をバックに風格のある山が屹立、あれが岩木山か。予想以上に山頂部は急峻。白神岳から昼前に下山したため15時前に宿泊先の嶽温泉着。登山口や駐車場を確認した後、小島旅館へ。夕食付11500円。設備は古いが対応や夕食は良い。難所がなく所要時間も短い嶽コースかメジャーな百沢コースにするかぎりぎりまで迷う。先立つ山で会った地元の人の話でもどちらが良いか意見が異なる。結局、百沢コースにする。よく眠れて4:30起床、5:30宿発。カーナビ任せで走り、迷わずスキー場登山口前着。駐車場は閉鎖中だが広い路肩に駐車。他に駐車なく不安。眼前の大きな建物入口に倒れた登山口標柱あり。先行者が一人通過。建物の下を抜け、ゲレンデに出ると登山道標あり安心。眼前、青空をバックに本山。少し登った所でゲレンデから離れ、左の林道へ。登山口標柱があり、山道になる。短い急登後、自然林の中、暖傾斜の歩きやすい道が続き、気持ち良い。断続的に叫び声が聞こえ、下山してきた若い女性と会う。頬の赤いいかにも津軽の娘さん。焼止りヒュッテまで総じて暖傾斜の歩きやすい道。小屋前にブラジル人らしい男性2人、おしゃべりに興じている。小屋内で軽食休憩。少し先から沢中の登りが始まる。大石ゴロゴロの中を登ったり巻いたり難渋しながら登り続ける。沢中から抜け出、テラス状の錫杖清水着。清水が湧いている。弘前方面の展望が開ける。少し歩きやすくなるがまだまだ沢沿い悪路の登りが続く。高齢者にはシビア、やはり嶽コースにすればよかった。ようやく山上稜線の種蒔苗代着。鳥海山の岩峰がのしかかり、鳥の海の小池が朝日に輝く。休憩後、短い急登で鳳鳴ヒュッテ着。急に人でにぎやかになる。スカイラインで8合目、さらにリフトで9合目まで登ってきた人たちか。山頂まで岩ゴロゴロの急登が続く。石を積み上げた山頂は人が多い。山麓の平野、日本海の海岸線、八甲田の山並みを一望。軽食後、岩木山神社奥宮に参拝。山腹の紅葉が美しい。無事登頂に満足し、往路を戻る。再び沢下降に難儀するが登りほどではなく、無事焼止りヒュッテまで戻る。後は淡々と下るだけ。下山後、百沢温泉に入るがシャンプー、ボディーソープがない。岩木山神社里宮に参拝。駐車場は満車、人が多い。よく見る神社とは少し様子が違い、趣がある。逆さまの狛犬や注連縄の形が珍しい。重要文化財でぜひ参拝すべき。一句「津軽女の熊よけの声秋の山」⇒トップページ