以 東 岳 |
朝日連峰北端の200名山 いとうだけ 1772m 山形県鶴岡市 |
2024年10月13日(日)晴 6:40駐車点→9:30大鳥小屋→12:00オツボ峰→13:00山頂→15:50大鳥小屋(地図) / 14日(月*祝日) 晴 5:00大鳥小屋→7:50駐車点 |
前日、月山から下山後、県道44号、349号で南下。大鳥の宿まで数キロの地点で交通事故車2台が道路を塞ぎ車の行列。宿へ電話すると車で迎えに来てくれる。自車は残して宿へ。入浴後、道路開通したとのことでまた車で送ってもらい自車で宿へ。宿泊先の旅館朝日屋は登山客御用達、お爺さんが大鳥小屋管理人。以東岳小屋とも連絡を取り合っており、以東岳の情報に詳しい。以東岳小屋泊の予定だったが定員20名で連休中は満員、大鳥小屋は満員になることはないと聞き、大鳥小屋泊に変更。当日5:30宿発、未舗装の林道を走り、6:00ころ登山口駐車場手前の路肩に駐車。他に数台駐車、駐車場は満車と早合点。荷造りし車中で宿のおにぎり弁当を食べ出発。駐車場まで行くとかなり広いが多数台駐車、まだ数台分の空あり。駐車場から少し進むと登山口。川沿いに概ね平坦路を進む。総じて歩きやすいが一.部崩落個所などある。2度しっかりした吊橋を渡る。終盤、短時間の急登で大鳥小屋への平坦路に出る。予想より早く小屋に着き、今日中に登頂することに。管理人が親切で余分な荷物を預かってくれる。あわただしく出発。直登コースから登るのが一般的だが天気の良い午前中に展望の良いオツボコースを登ることに。急登がしばらく続く。樹林帯を抜け、三角峰が見えてくる。鞍部で一休み。三角峰脇の道を登り切ると暖傾斜の高原状地、展望も大きく開ける。。眼前に朝日を受け、深い山襞を見せる山頂部(写真)、笹原に紅葉(写真)!オツボ峰から山頂への稜線歩き。尾根が狭くなり、小ピークを越えながら山頂目指す。山腹の紅葉が日に輝く(写真)!眼下に大鳥池(写真)。狭い山頂着、久しぶりに登頂の感激。大朝日岳へ稜線が延びるが(写真)山頂が判然としない。同時に小屋を出、先行した健脚の高齢女性と少し話す。休憩後、直登コースを下る。以東小屋から水場まで急斜面を往き来する人が見える。この水場の遠さも難点。後半、急傾斜の石ゴロゴロの道で難儀。やはりこちらから登るのがよいか。池畔の道も池側に傾斜して足場が悪い。明るい内にと急ぎ無事下山。100名定員の小屋は4割位の人。水場、トイレは屋外にも屋内にもあり便利。屋内のトイレはきれいな洋式。2階は騒々しい団体がおり、1階に移動したがトイレに出入りする人などでうるさい。両隣の青森の中年男性と山形の76歳の男性と少し話す。夕刻、管理人さんが怪魚タキタロウの興味深い話をしてくれる。簡単な夕食後、早々に寝るが安眠できずないまま翌5:00起床。簡単な朝食後5:00小屋発。じきに薄明るくなる。淡々と往路を引き返す。何人かとすれ違う。下山後、月山の入口、出羽三山の羽黒山に寄る。下の山門から天然記念物の杉並木の中、石段が延々と続き、かなり足にこたえる。山頂に立派な社殿あり。茅葺で珍しい。芭蕉の銅像、句碑もある。山上と山麓の博物館にも寄り、出羽三山の歴史が少し分かる。一句「朝日受け山肌燃やす紅葉かな」⇒トップページへ |