小田原川本谷 |
ダイナミックで危険個所のない美渓 兵庫県神崎郡神河町 |
2011年9月9日(金)曇 8:35駐車場所→9:00入渓→11:20黒岩滝→12:00止水堤→13:25駐車場所 |
2017年9月2日(日)晴 8:30駐車場所→8:40入渓→10:45黒岩滝→11:35止水堤→12:50暁晴山→13:50止水堤→14:45駐車場所 |
歳で沢登りは難しくなっており、以前遡行した沢から無難で良かった沢を選んで向かう。本沢は、ダイナミックな美渓でありながら危険個所がない。播但道:神崎南ICで降りてすぐに左折、県道8号へ。田園風景の中を快走。峰山高原への車道の急カーブ点に林道入口と登山口道標あり。カーブ先の広い路肩に駐車。林道を進み、短時間で鉄の小橋着。橋の先に登山口道標あり。橋からすぐに入渓。少し進むと、堰堤。左から簡単に巻く。土砂の堆積帯を過ぎ、美渓らしくなる。人里近く、リゾート化された山麓の短い沢だが、大岩累々のダイナミックな美渓。傾斜はあり、大岩をこなしながら進む。滝らしい滝は終盤の黒岩滝以外にはない。大岩の段差を落ちる小滝がほとんど。直登できるが、両岸、樹林帯、険しくなく容易に巻ける。滝やゴルジュがないため、メリハリに欠けるが終点まで変化のある岩場が続く。前回は釜や淵の緑がきれいだったが白濁して今一。ひょっこり黒岩滝前に出る。前回同様、滝身のすぐ左の岩場を登ろうとしたが下部の足掛かりが不安、無理せず右側から無難に巻く。渓相が穏やかになり、程なく止水堤前に出る。前回は午後、近くの掛ヶ谷を遡行するため、下山を急いだが、今回は暁晴山へ向かう。止水堤上の車道のカーブ点に道標あり。樹林帯の中の広い道を小渓流沿いに進む。疎林中、進路不明になるが西進。道標のある道に出、リラクシアの森の方へ進む。趣の良い暖傾斜の自然林の中、広い道を進むが、重機で掘り返されたように荒れている。映画「ノルウエイの森」ロケ地の掲示板が沢山あるが、肝心のハイキング道標は少ない。暁晴山への道標は全くない。造成地に出、侵入禁止の掲示。重機が何台も動いている。すでにホテルなどありリゾート化されているが、さらにリゾート化するのか。自然林の疎林中、小渓流、湿原あり、とても雰囲気の良い高原なのに無残。沢の水の濁りもこの工事のせいか。登山道がなく、見当で西の高みを目指す。伐採地の急斜面を登り切ると、眼前に山頂の電波施設。施設横に山頂標柱と大きな三角点あり。360度の展望が広がるが施設や電線・電柱などが邪魔。往路を戻り、止水堤脇から黒岩滝コースの道標に従い、沢を高巻くように下り続ける。途中、急斜面を横切る個所あり。小1時間で下山。入渓、出渓、下山とも容易、入門最適の沢。⇒トップページへ |