一山

阿舎利山下山口から林道を10分で本山登山口着。標識あり。登山口広場からドーム状の山容が優しい。
林道終点から山頂へ往復するのが正解だが、林道を少し進んだところで、すぐ右上の尾根をたどってみたくなり、
林業用の道とテープに引かれ、尾根に上る。道はないが、疎林中、それ程難渋せず進める。所々倒木に阻まれる。
緩やかなアップダウンの後、ブッシュに入り、後悔し始めたころ、登山用テープが現れホッ。植林の急斜面を登る。
植林帯を抜けると、笹原のブッシュ突入。適当に山頂ドームを目指して進むと、笹に覆われた道に合流。
急斜面をバテバテあえぎあえぎ登る。背後に阿舎利山が大きくせり上がる。息絶え絶え登り切ると、
遮るもののない禿山状の山頂、素晴らしい展望！　宍粟50山の立派な道標と三角点あり。とりあえず休息後、
地図で山名同定。あいにくもやっているが、この山域の名峰を一望できる。好天を選んで登る山。
下山中、登山用テープをたどると、無事、林道終点登山口に降り立つ。こちらは、道標もあり、道も明瞭。
道中、自然林の趣きも良い。林道を引き返すつもりが、登山口道標に、何と出発点の二ツ橋へのルートあり！
どんな状態か不安だが進んでみる。案ずることなく、明瞭な道と道標が整備されている。やや急な尾根を軽快に降り、
清涼感のある渓流沿いの道になる。渡渉点の清流で顔を洗い、水を飲み、生き返る。終点あたり樹林の趣が良い。
ロッジ前に降り立ち、民宿風民家を見ながら進むと車道に出る。立派な登山口道標あり。車道を少し下ると、
駐車点に戻る。ガイド本にはないが、二ツ橋→瀬戸谷→阿舎利山→本山→二ツ橋の本周回コースはお勧め。
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