阿 舎 利 山
ダートな渓谷を抜け楽チン尾根歩きを楽しめる山 あじゃりやま 1087m 兵庫県宍粟市一宮町
久しぶりに1000m峰目指し遠出。中国道:山崎ICから国道29号、県道6号を北上、国道429号へ左折後間もなく
「名水・阿舎利の水」道標に従い右折、狭いがよく整備された舗装道を6キロほど走る。人家の先で小橋を渡ると、
登山口道標あり。林道入口の空地に駐車。林道を少し進むと、渓流沿い、大量の伐採木が散乱するダートコース。
渓流の水量も多く、慎重に渡渉。倒木を避けながらコースアウトしないように慎重に進む。林業用テープは多いが、
登山用は少ない。伐採木に進路をはばまれ、前途不安だったが、最初の難所をクリアすると、静かな樹林帯になる。
ホッとし、いい気分になって進んでいたら、再び大量の伐採木が進路をはばみ、ガックリ。と思いきや、
右へ迂回するように道があり、助かる。渓流を詰めるにつれ、傾斜が急になる。詰め切らずに、道標に従い、
右手、植林帯の超急斜面を直登。全国的に蒸し暑い日、心身がシャキッとせず、30分おきくらいに座り込み、
気を取り直しながら進む。根性で登り切り、なだらかな尾根に出る。左:植林、右:自然林ときれいに分かれた、
暖傾斜の尾根を進むと、短時間で平坦な山頂着。立派な山頂標示と三角点あり。周辺、ブナ林の趣が良い。
正面だけ樹林が切れ、氷ノ山がのびやか。南の縦走路へテープが続き、なだらかな疎林中、安気に進む。
残念ながら植林帯、趣は今一つ。最初の鞍部に、阿舎利川源流モニュメントへの道標あり。尾根から少し降ると、
立派なモニュメントあり。チョロチョロ水が流れており、これが揖保川となり、瀬戸内海へ注ぐと思うと、感慨あり。
尾根上、明瞭な道はないが、テープに導かれ、迷うおそれは少ない。一箇所、左へ進路を変える。
樹林の切れ間から東方、後山方面の山並みが望めるが、総じて展望は乏しい。ほどなく、分岐道標あり。
林道登山口方向へまっすぐ尾根を進むと遠くなるので、作業道登山口の方へテープに導かれ急斜面を降る。
程なく暖傾斜になり、林道に降り立つ。登山口道標あり。進路にとまどうが左へ林道を下って行くと一山登山口着。
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2008年7月6日(日)曇 9:05二つ橋→10:05瀬戸谷終点→10:35尾根→10:45山頂→11:50林道