19日仕事を休み3連休、車中泊で赤谷山、三久安山を目指し、勇んで出発。中国道:山崎ICから国道29号を北上。波賀辺りから降雪。音水湖を過ぎ、尾根取付点近くのレストハウスに駐車したころには吹雪状態。国道にも積雪。断念、引き返す。せめて雪の心配のない本山へ。「新はりまハイキング」に紹介され、10年前初夏に訪れた山。前回、西の川上集落から沢を詰め登ったが、ネットで南東から登った記録を複数見る(地図)。播但道:生野ICで降り、県道39号へ。昨夜降ったのか路面に雪、慎重に走る。栗谷橋の林道入口に駐車。川沿い林道を進み、新しい栗谷橋を渡る。左に大きな家を見て尾根に取り付く。いきなり植林中の急登。一頑張りで暖傾斜になる。以降、急傾斜が何度かあるが総じて楽な尾根歩き。取付きに雪はないが次第に雪面になる。途中、三角点標柱の辺りの切り開きから対面の段ヶ峰が大きい。前半植林帯だが山頂に近づくにつれ自然林の趣が良くなる。山頂手前は雪原、展望が大きく開け、段ヶ峰が優美。高星山への縦走路入口はアセビ灌木帯で分かりづらいが、国土調査のピンクリボンを手掛かりに抜け出る。山頂部〜縦走路は意外と雪が深く、ワカン着用。縦走路の趣は良いが、断続的に灌木帯で足を取られ難渋。高星山手前で地図紛失に気づき、引き返すが見つからず。高星山頂は灌木帯の中、見当で進み、三角点と山頂表示発見。南東へ下りたいが広い雪原に灌木帯、進路が分かりづらい。進みやすい西方へ向かうが灌木に阻まれる。南東、西への下降を断念、暖傾斜の雪面に惹かれ、谷への下降を決意。下るにつれ、急峻な谷の様相。断行できずヘトヘト往路へ戻る。大幅に時間ロス。暗くなる前に下山を急ぐ。疲れ切っていたが休まず歩き続ける。自分の足跡をたどるが尾根分岐で迷いそうになる。とうとう暗くなり、ヘッドランプの光が心もとない。最悪ビバークを覚悟、妻に電話連絡。幸い終盤、集落の明かりを励みに植林中、急下降。何とピッタリ、往路の取付き点に降り立つ。⇒トップページへ |