6:00起床、7:00発、第二神明が事故渋滞。播但道:神崎南ICから県道を結び、山池水明の川上村へ。
福田寺、川上バス停前を通過、左手に民家のような集会所あり、駐車。福田寺横を流れる川沿いの車道を進み、
小橋を渡る。林道が直進と右急カーブに分岐する点で小道標に従い右へ。渓流沿いに進むと、黒滝堂が見える。
登山口道標あり。ここから渓流沿い、苔むした岩ゴロゴロのダート道、歩きにくいがワイルド、不快ではない。
植林帯だが渓流の趣は良い。沿道、二人静の群生。渓流を緩やかに登り詰めると、植林帯の超急斜面の直登!
これ程急な直登はまれ。根性で登り切ると、対照的な自然林の尾根歩き! しばらく片側、植林だが、
山頂手前から趣の良い自然林の尾根がずっと続く。植林化されない本来の山の姿!
山頂手前、背後に名峰:段ヶ峰がのびやか。本山は、段ヶ峰の南に対面。「新はりまハイキング」で知る。
膝くらい高さの低潅木が尾根上ずっと群生、陽に輝いて美しいが、進路を塞ぎ、歩きにくく迷いやすい。
低潅木を抜けると、平坦に開けた三角点山頂着。笹原ならぬ一面低いシダに覆われた野原から段ヶ峰を一望。
一帯の樹林の趣きも良い。本山だけでは物足りず、長い尾根を進めるだけ進んでみる。進路が分からずウロウロ。
三角点の裏側へ進むと、木枝に太いピンクテープ、地籍(国土)調査とプリント。尾根上、このテープが点々と続く。
登山用テープ、踏み跡はほとんどなく、進路転換の個所もあるため、このテープがなければ進めなかった。
道はないが、疎林の中、暖傾斜の歩きやすい道が続く。ただ、数箇所、一面の低潅木が進路を阻む。
強引に踏み込まず、巻くように迂回する。素晴らしい自然林が続く。所々、樹林が切れ、展望が開ける。
もやっていて山名同定できないが優美な千町ヶ峰がよく見える。途中、元気なオジサンと出会い、お互い歓声。
ヘルメットにバイクライダーのような格好、手には鉈。こんな風体の人に山で会ったのは初めて。超ベテランの風格、
見惚れる。道なき山を自在に歩き回っている人。ピンクテープをたどれば、1時間で高星山に着けると教わる。
1時間かからず、無事、高星山着。低潅木の中、三角点と立派な山頂標示あり。感激。潅木の中で軽食。
満足感に浸りながら軽快に往路を引き返す。植林帯の急斜面、ガレた渓流沿いの道を慎重に下り、無事帰着。
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平 石 山
山上の別世界、素晴らしい樹林の尾根歩きを堪能できる山 ひらいしやま 1061m 兵庫県神河町
2008年6月7日(土)晴 9:15川上バス停→10:40山頂→12:10高星山→13:15山頂→14:30バス停