箱 根 山
強風にあおられながら360度の展望を満喫 はこねやま 1437m 神奈川県足柄下郡箱根町
2009年4月26日(日)快晴 9:35早雲山駅→11:20神山→12:20駒ケ岳→14::20早雲山駅
終日雨の土曜から一転、好天に恵まれ、前回の金時山から仰いだ箱根山へ向かう。小田原から箱根登山鉄道乗車。
湯本で登山電車へ乗り継ぎ。一面の新緑の中、スイッチバックを繰り返しながらゴトゴトと登って行く、何とものどか。
強羅駅からのケーブルは利用せず、中折れ帽に似た本山を見上げながら急坂を登る。30分でケーブル終点の早雲山駅着。
道標のある登山口はすぐに分かる。予想通りの急傾斜を短くジグを切りながら登る。長年歩き込まれた道、石ゴロゴロで歩きにくい。
樹林の趣も悪くない。1時間弱で暖傾斜となり、樹林越し、外輪山の金時山や雪の減った富士が見える。程なく、神山と駒ケ岳の分岐着。
左右どちらからでも周回できる。先に最高点の神山へ。冠ヶ岳へ寄ってみるが展望なし。神山への登り道から振り返ると、冠状に見える。
次第に強風となり、手がかじかんでくる。雨具をはおり、やや急な登りを経て、狭い山頂に出る。大きな一等三角点と解説板あり。
灌木に囲まれ展望はないが、灌木の切れ間から相模湾がきれいな孤を描く。他のハイカー同様、強風を避け、灌木の陰で昼食。
山頂の少し先から金時山と富士が見える。高度差200m強だが金時山が小さく見える。禿山状の駒ケ岳が近くに見えるが、
案外と遠い。神山との鞍部の辺りの雰囲気が良い。駒ケ岳の山頂部辺り、猛烈な強風にあおられふらつきながら進む。
360度の素晴らしい展望だが楽しむゆとりがない。写真を撮るのも苦労。西方、神山越しに富士、その左に愛鷹山。ロープウエイ駅越し
伊豆半島が展開。箱根元宮の頑丈な社殿で風を避けながら相模湾から明神ヶ岳越し丹沢の山々を一望。強風を突いて引き返す。
鞍部からお中道へ。一面、春の草花(転居時、草花の図鑑を忘れ、名前が分からない。)。山頂部を巻くように水平移動、楽だが単調で
面白味の乏しいコース。神山への分岐点へ戻り、往路を下山。駅舎の放送では、風速30m。⇒トップページ