趣の良い自然林、岩の点在する高原、好展望の鈴鹿の名峰 ふじわらだけ 1120m 滋賀県東近江市
2011年7月11日(月)晴 11:45白船峠→12:55山頂→14:25白船峠→15:45コグルミ谷登山口→16:05鞍掛トンネル
御池岳から下山、続いて本山へ。白船峠から趣の良い灌木林帯を抜け、鉄塔の立つ禿山状地:頭陀ヶ平に出る。
立派な三角点あり。眼下に中里ダム湖、後方、笙ヶ岳〜養老山が目を惹く。眼前、御池岳の台地状の山塊。
やや遠く霊仙山、さらに伊吹山を遠望。再び趣の良い樹林帯に入る。日差しが遮られ、助かる。バイケイソウが群生。
緩やかな起伏、先を急ぐ。天狗岩への分岐を過ぎ、高原状地の先の三角が本山か。樹林帯を抜け、白い石灰岩を
まき散らしたような高原を緩やかに下り、立派な藤原山荘着。メインルートの三岐鉄道西藤原駅側から
登ってきたハイカーが数人。眼前の高みを目指し、一気に登る。道標には展望台とあり、山頂にも「展望台1120m」
の表示。日本300名山なのに藤原岳の表示がない。岩場の山頂から南に延びる鈴鹿山脈の稜線を一望。
高度1000m前後だが長大な山塊。全山歩き通すのは大変。目を転じると、切り立った天狗岩越し御池岳。往路を引返す。
気が急くが天狗岩へ寄る。分岐から短時間で岩の積み重なる突端に出る。地図では標高1171mだが、1165mの表示。
展望台より高い。眼前、本山山頂。白船峠から尾根伝いにコグルミ谷へ。灌木林の趣が大変良い。
暖傾斜の快歩コース、短時間で六合目表示のある地点着。急斜面の下りから岩ゴロゴロの枯れたコグルミ谷を下る。
途中、谷側に滑落しそうな斜面をトラバース、慎重を要する。下り切ると、国道306号に出る。登山口表示あり。
御池岳に最短で登るメインコースだが、総じて風情の乏しい急斜面のダートコース、お勧めしない。鞍掛峠から
鈴北岳を経て進む高原のコースがお勧め。工事中の国道を警備員に誘導されて進み、20分で駐車点へ戻る。
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