藤 無 山

未踏の尾根を探索 ふじなしやま 1139ｍ 兵庫県宍粟市

2022年12月4日(日)曇×小雨 7:55駐車点→8:45799m三角点→10:35946m点→11:45山頂→13:10982m三角点→13:351050mC点→15:10県道→16:00駐車点（地図、地図）

曇天の予報だが先週に続き、この山域の未踏の尾根をたどってみる。前回と同じ県道521号と本山南面登山口への林道の分岐点路肩に駐車。前回は山頂から南に長く延びる尾根(黄線)を登ったが、山頂の東尾根946m点から南に長く延びる尾根を登ってみる。地図の桃色線を登る方が暖傾斜だが、駐車点からすぐ尾根端に取り付く。植林帯の急斜面を100mほど登ると普通の急傾斜になる。登り切ると、799m三角点。尾根上は緩やかな起伏で楽に進める。序盤、茶色の落ち葉を敷き詰めた広い尾根、半面植林、半面雑木林で雰囲気が良い。小雨になり雨具着用。800mの高みに出ると、西から登れるようでテープが目立つようになる。雰囲気が雑然として趣が乏しくなる。一部灌木の茂みでやや難渋。946m点に近づくと雰囲気が良くなる。合流点で雨具ズボンを脱ぎ、軽食休憩。東尾根の雰囲気は良く、山頂に近づくと自然林の趣が良いが急傾斜過ぎて鑑賞するゆとりがない。急登と岩稜をこなし登頂。今日もだれもいない。先日ニュースで氷ノ山の初冠雪を見たがわずかな雪が残っている。山頂で軽食休憩後、北西の尾根へ。先週、1050mA点からの下降方向を間違えたので慎重に急斜面を下る。途中からロープが続く。鞍部まで下降後、960mB点へ緩やかに登る。この辺りの雰囲気も良く、大木を見る。林道に下降後、すぐに県道に出、適当な所から三久安山への縦走路始点982m三角点目指し登る。今回は迷わず最短で到達。笹原を抜けて半面植林、半面自然林の尾根を登り進む。前回惹かれた1050mC点から南東に延びる尾根を下降。樹林の趣は期待したほどではなかったが、中盤禿山状で展望が広がる。両側、眼前に本山と三久安山。800m辺りから傾斜が急になり、灌木の茂みも出てくる。690m辺りで地図を確認。その際、地図の別の尾根を見て進路ミスしていると勘違い、760m辺りまで戻り、西側へ急下降。幸い激下りにはならず無事県道に降り立つ。県道沿い公文川の渓流と樹林の趣が良く、長い県道歩きが苦にならず50分で駐車点へ戻る。一句「雑木林植林分かつ落葉路」⇒トップページへ