荒 船 山
切り立った岩壁と山上の広大な樹林帯が対照的な あらふねやま 1422m 群馬県下仁田町
2021719日()晴 10:25内山峠→12:00とも岩展望台A12:40山頂B→13:25とも岩展望台14:45内山峠地図 
浅間隠山から下山後、本山登山口へ大移動。北軽井沢へ戻り、国道146号、18号、141号、254号と乗り継ぎ大迂回。国道から内山峠への分岐は見過ごしやすいがカーナビに誘導され、無事峠着。数台駐車。コンビニで買ったパンと牛乳で昼食後、出発。写真で見る特異な山容(切り立った岩壁上は平坦)に惹かれていた山。前半、趣の良い樹林中、暖傾斜の道。暑さが辛い。しきりと汗を拭きながらダル気に負けないように進む。総じて痩せ尾根だが険しくはない。中間点で眼前、切り立った岩壁を見上げるが樹林に遮られ、迫力半減。岩壁の洞窟が現れる。昔の修行場か神仏を祭った場所のよう。この先、山上まで険しい登りが続く。短時間の頑張りで山上に出る。一転、趣の良い樹林帯。少し進むと、断崖上、開けた広場の展望台。浅間山方向の展望が良いがもやっている。暑さで展望を楽しむゆとりもない。環境保全のためか柵がなく、数年前、親子の転落死が報じられていた。眼前、隣の絶壁の上部だけ見えるがゾッとする(写真)。平日の熱暑の山上、一人としか遭わなかったが、東屋で大声で談笑する男女数人。山頂へのコースにとまどう。地図では最高点は経塚山だが、道標の行塚山の方へ進む。樹林の多い高原のよう。緩やかな起伏が広がる。雰囲気は良いがどこも同じ景色、どこへ向かっているのか不安。道中、道標がないのも不審。地図の確認不足、短時間で山頂着と思い込んでいたが進めど山頂らしき高みがなく不安が増す。山頂手前で道標が現れ安堵。短時間の急登で登頂。古い社や山頂表示あり地味。樹林中、展望はないが最高点に立て満足。往路を戻る。途中、談笑していた男女を抜く。小さな子供を抱えて急斜面を下っており、首をかしげる。暑さに参って戻ると、日陰に停めた車が陽ざらし、日陰へ移動させて着替える。明日の妙義山へ向かって国道を東進。対向する車の多くがトラック、物流の道か。途中、本山の展望地があったようだが通過。写真で見る特異な山容を見れず。「荒船の湯」という立派な温泉施設で入浴と夕食を済ます。名物の豚丼を食べ切れず残す。連日の山行に疲れており、70歳では無理をしている感じ。⇒トップページ