快晴続きの週末、紅葉の名所、音水渓谷へ。10年前初めて波佐利山へ登った時以来。赤谷山へは色々なコースから登っているが音水渓谷からは初めて。地理院地図でコースを検討。歩きやすそうな尾根を結ぶ無難なコースにする。中国道:山崎ICから国道29号を北上、道標に従い音水渓谷沿いの林道へ。人家がなくなると、未舗装。渓谷の趣は良く、のんびり散策するのが良さそう。途中、右の尾根に取り付きやすそう。惹かれるがまたの機会に。右に分岐する橋を渡り、広い空地に駐車。1031m点の尾根端に取り付く。植林帯の急斜面、幸いヤブはない。短時間で暖傾斜になる。緩やかな起伏の尾根。雰囲気は悪くない。低い笹ヤブ中、難儀せず進んでいたら、ヤブが高くなり、ヤブこぎ。幸いずっとは続かず。山上は落葉し、淡い灰色。華やかな紅葉より、この淡く渋い色合いが好き。愛用の1眼レフを構えると、メモリーを入れ忘れ。ガッカリ。赤谷山〜波佐利山の尾根上に出ると、趣の良いブナの疎林帯。踏み跡、テープはなく、少し迷いながら赤谷山南の尾根に出る。ヤブ中を抜けると、道が明瞭になり、楽勝で登頂。360度の素晴らしい展望。東方、山腹の紅葉が素晴らしい(写真:ガラ携で撮る)。景色を見ながら昼食。快晴の週末なのに誰もいない。往路を引き返す。波佐利山への尾根に下る分岐点の発見は難しい。スキー場への尾根、南東尾根へ進まないよう、右側のヤブ中へ進むと踏み跡あり。少し進み、小さなピンクテープを目印に右へ下降。踏み跡をたどると、尾根に乗れる。後は余り迷うことなく進める。低い笹ヤブはあるが難儀せず進める。自然林の疎林帯、雰囲気は悪くないが展望は乏しい。1166m点〜山頂は痩せた岩稜が続き、ようやく登頂。宍粟50名山の標柱がないと、変哲ない山頂。展望もない。南進し、林道に出るのが無難だが東へ伸びる尾根を下る。最初だけ急下降。後は暖傾斜。ヤブはないが雑然とした雰囲気。後半、灌木に阻まれ難渋。幸いずっとは続かず、最後は急斜面を下り、無事林道に出る。15分で駐車点へ戻る。やや物足りず。今度は赤谷山南に長く伸びる尾根をたどってみたい。帰途、明神滝に寄る。写真撮影の人や観光客が数人。⇒トップページへ |