波 佐 利 山
音水渓谷トレッキングと併せて登るとよい山 はさりやま 1192m 兵庫県宍粟市波賀町
2008年10月25日(土)曇 10:00林道終点→11:10山頂→12:10林道終点
予報に反して出発時から曇天。いずれ展望は期待できない山。宍粟50名山1000m峰では最後の一山。
難しそうなのと紅葉時が良さそうで見送っていた山。中国道:山崎ICから国道29号を北上、道の駅はがを過ぎ、
音水渓谷の道標に従い、左の枝道へ。しばらくは人家があり舗装道。その後、ダートな林道が8キロほども続く。
カローラで慎重に進む。幸い林道終点まで中程度のダートさ、4駆RV車なら楽勝。渓谷と紅葉の樹林が美しいが、
鑑賞するゆとりがない。国道分岐から30分で林道終点着。3台分程の駐車スペース。案内板や登山口標柱あり。
すぐに山道になる。案内板によると、原生林鑑賞遊歩道で周回できるようだ。水平に少し進み、道標に従い、
稜線に向い急斜面を直登。道はなく、点々と続くお馴染みピンクテープを追い、木枝を掴みながら強引に登る。
10分で尾根上に出る。ネット情報では、笹薮に難渋するとあったが、刈り払われ、比較的スムーズに進める。
ただ、笹の切り口が鋭利で怖い。コース取りも難しいとあり、赤布を持参したが、ピンクテープに誘導され楽勝。
自然林の趣の少し良い個所もあるが全般に趣に乏しい。所々紅葉が美しい。展望はほとんど得られない。
尾根上、緩やかな起伏。地図と磁石で位置を確認しながら進むが、コース上、似た感じで位置がよく分からない。
標高1122mピークを目指しているつもりが、あっさり山頂に出、拍子抜け。50名山標柱とピンクテープ。
人が訪れなかったせいか三角点が苔むしている。感慨なく引き返す。大型動物の跳ねる音、鹿か。
帰路、渓谷美を鑑賞するゆとりあり。新緑、紅葉時の渓谷はお勧めできる。林道中間点あたりから歩くとよい。
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