エッジの修理

古くなったエッジを修理してみました 古くなってぼろぼろになったエッジをセーム皮に変えてみました。音も良くなるとのうわさですがどうなるかな。
セーム皮を近所のホームセンターの洗車用品コーナーで購入。924円でした。 大きさは35cmX40cmとありましたが、写真のように長方形ではありませんでした。写真のセーム皮はすでに円形を2枚切り落としています。
古くなったエッジを取る道具は、自分の手と身近にあるもので十分だと思います。
その他にも、ユニットが古くて汚い様なら、金属磨きに使えそうな磨き剤があるといいかもしれません。ちょっと磨けばかなりきれいになります。

エッジ部分をきれいにします ぼろぼろになったエッジ部分をきれいにします。まさにぼろぼろなので手でこすればある程度取ることができました。きれいにとるには何か小道具が必要かな。
くれぐれもコーン紙等に傷を付けないように気を付けましょう。
エッジの大きさを測定します ドーナツ形になるので外周と内周の径が必要です。いわゆる"のりしろ"が必要なので注意!
本当はドーナツ形ではなく円錐の一部のような形になるべきかもしれませんが、今回はドーナツ形でやってみました。
セーム皮のしわを取ります 写真のようにしわが結構あったので伸ばそうと思い本にはさんでみたりしましたが、思うように伸びませんでした。
そこで一度水につけしぼって机の上に張り付けてみると結構きれいに伸びました。 が、天然の皮を甘くみてはいけません。2枚作ったのですが、なんとそれぞれに大きさが違ってしまいました。
乾けば元に戻るかなと思いきや多少違うような・・・だいたい同じのような・・・まぁいいかといったところです。
教訓として水に付けてしわを伸ばすなら、切り取る前に水に付けしわを伸ばして乾かし、必要な大きさに切る。これがいいのかな。
そもそもしわなんて気にしないということなら、こんな作業は不要ですが。
接着剤で貼ります パテの様に、固まった時体積があまり変わらないタイプの接着剤はこの作業には向かないかと思います。
接着剤の重さが振動系質量に影響しかねないと思うのですが・・・水分が蒸発して縮小する方がいいと思います。
今回は外側(フレーム側)を先に固定しました。おそらく内側(コーン紙)からつけるのが本来かもしれませんが、内側を接着するのは結構やっかいな気がします。外側を先に固定してしまった方が作業が楽と思い、まずは外側を固定しました。
仕上げに色つけ 最後に筆ペンで色を黒にしてみました。色が気にならないのならやらない方がいいんだろうと思います。またやるにしても、取り付ける前にやった方が楽ですね。今回は付けてから色が気になったので塗ってみました。
10年以上も前のユニットなのでフレームの部分が少々錆びている感じがしました。そこで金属磨き剤とセーム皮の切れ端を使って磨いてみました。見事にきれいになりました。
下の写真が完成の様子です。

感想 一通りやってみて思ったよりも簡単にできたというのが感想です。
エッジ部分にはゆとりが必要でしょうから、その辺を考えると簡単にやり過ぎたかなという気もしますが、裸で鳴らしてみて特に問題は感じられませんでした。
この修理で924円ならOKかな。どこかのお店で頼めばおそらく数千円はするだろうと思います。 セーム皮はまだたっぷり残っているのでやり直すことも、またいずれ別のユニットに使うこともできるし結構満足しています。
音については、箱に収めてから・・・>

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