エピソード別解説
■模型店編
主に、眠田君とまさるの対決を描いたエピソード。
とある日、小神研究所に居候している眠田君が小神博士から投資額3億2円のハイテクマシンを渡される所から物語はスタート。
眠田君はさっそく腕試しに地元の模型店に意気揚々と乗り込み、そこに居合せた地元の悪ガキまさると勝負する事になる。
余裕で勝てると思っていた眠田君であったが、まさるがなんと違反モーター「神竜」を使用しており負けてしまう。
眠田くんはお店から逃亡する。一方、勝ったまさるも普段からマシンのメンテナンスを怠っており
勝てたのは違法モーターのおかげであった。
(戦績:1位まさる、2位眠田くん)

■関東大会編
いよいよ始まった関東大会編のエピソード。(3位以内に入ると全国大会へ出場できる。)
レースの会場は百貨店。もちろん、そこには関東大会の前年度チャンピオンである富士さんも参加していた。
それに加え、九州からは雲仙という強敵レーサーも参加しておりまさにカオス状態。
雲仙がはるばる九州からやってきた理由は、九州には昨年の全国大会を制したハヤブサ3兄弟というすごい連中がおり
彼らのせいでこれまで雲仙は全国大会に出場できずにいたので、彼らとの戦いを避けたいという理由で関東大会に出場したのであった。
しかも、富士さんでさえ彼らには勝てないというのだ。その理由は、彼らが兄弟である事を生かした、息の合ったフォーメーション走行を行っており
富士さんの進路をゴールまで妨害していたからであった。

一方レースはというと眠田、まさる、つばめ、たけし、轟達は富士さんや雲仙達と白熱したバトルを繰り広げた。
その途中で轟のマシンがまさるのマシンから脱落したパーツの残骸にぶつかってコースアウト→リタイヤ→主人公からモブへ格下げというちょっとした
アクシデントもあった。レースは終盤、眠田君のマシンが(偶然)必殺技を発動し、富士さんのマシンを追い越しそのまま1位になるかという所で
富士さんのマシンも負けじと技を繰り出した。その結果1位富士さん、2位眠田君となった。残る席はあと一つ、3位をかけ覚醒したモブたけしと雲仙がラストスパート!!
結果は僅差。そこに今大会の主催者で全国模型業界のドンである銅心会長があらわれ、たけしと雲仙の2人を3位と認めた。
(戦績:1位富士さん、2位眠田くん、3位たけし&雲仙)

■第29話「地方大会1(中部)」番外編
関東大会の途中で無理やりねじ込まれたエピソード。愛知県のモリモリパークで行われた中部地区予選。
現実世界ではネタパーツとして扱われるステアリングシステムを使いこなす三噌カツオ。彼は見事に1位となる。
他にも、提灯(マスダンパー)やタイプ1シャーシ使いなど強豪がいるようである。

■試練編
@前半は元主人公の轟をメインとしたエピソード。
実は轟には、ミニ四駆以外のコロコロ系ホビーに関しては恐るべき才能があったのだ!!

A後半は模型店を舞台にしたエピソード。
ひょんな事から付き合い始めた眠田くんとつばめちゃんの前に謎の刺客があらわれた。
ハマー模型でバトルする事になったのだが、そこに偶然実況のお姉さんが現れ、彼女は彼の正体を知っており彼は昨年の北関東大会2位の一二三朗くんであるとの事だった。
レースにはなぜか店長も参加する事になったのだが、それには思惑があった。コース途中には現実のジャパンカップ2012大会で数々のレーサーが苦戦した(作者のマシンも爆死)
ナイアガラスロープセクションが設置されていた。三朗と眠田くんのマシンはそこで共にリタイヤとなった一方、店長は見事に攻略してみせた。
店長がいうには次の北関東大会には、そのナイアガラセクションがあり、このテストコースをクリアできないようではおそらく勝てないだろうとの事。
絶望する子供たちであったが、ヨウスケだけは違っていた。ヨウスケは自分のマシンを走らせ、見事にナイアガラセクションを攻略してみせた。
その鍵はサスペンションにあるようだった。

■駆動塾編
ミニ四駆のエリートバトルレーサー達を育てる悪の組織のエピソード。
ハマー模型店へ来訪する謎の少年。彼の正体は元主人公轟の弟である軌 裂(きれつ)であった。
彼は駆動塾のレーサーとなっており、店長も駆動塾の事は知っている様子であった。裂はまさる達に勝負を持ちかけ、見事に勝ってみせた。

一方、小神研究所では壊れた眠田くんのエレガントマーク3の修復が行われていた。修復は無事に終えマシンはマーク4と地味にマイナーチャンジした。
そのマシンで北関東大会に参加すると言い出す眠田君であったが、大会開始まで1時間を切っていた。果たして眠田くんは間に合うのか?

■(北)関東大会編
北関東大会のエピソード。
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