Soft Machine

タイトル

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ソフトマシーンというバンドは息が長く、オリジナルメンバーが居なくなってもずーと続いていた。かの天才A.HolleswersやPoliceのA.Summersなど名うてのGuiterPlayerも生んでいる。しかし、ここではカンタベリー派としてのSoftMachineのみを対象に紹介する事にする。Soft Machineの良さはその演奏の緊張感と異次元的な音空間だ。
SoftMachine (First)
1968 素晴らしい。セッション物から歌物まで存在感のある個性溢れるサウンドである。Jazzの要素はかなり入り込んでいるものの、当時のロックシーンの傾向は根強く残っている。D.Allenを中心に結成された田舎のバンドが10年近くを経て、ようやくレコードデビューを果たした。R.Wyattの太鼓とH.Hopperのリズム隊は素晴らしい。もちろんM.Raliedgeのオルガンも聞き物だ!! おや? D.アレンがクレジットされていない?実は彼は1966年に脱退して、かの"Gong"を1969年に結成していたりしている。
SoftMachine (Second)
1969
SoftMachine
(Third)
1970 R.Wyattのソフトマシーンとしての歌声を聴ける最後の作品で、
初期ソフトマシーンの最高傑作。
かなり、Jazz色が強い。もはや、カンタベリーサウンドと呼べるのでは無いだろうか。K.TippetGroupなどと並ぶBrithshFreeJazzバンドの登場である。Vocalも美しいし、相変わらず悲しい。
SoftMachine 4
1970 ロック色の強いJazzと表現した方が良いだろう。この作品からVocal物が無くなり、インストのみになっている。変わりに豊富な人脈を使って、色々な笛吹きが参加している。私はR.Wyattファンなのでやや不満だが、彼の太鼓は健在である。R.W、ソフトマシーンでの最後の演奏となってしまった。