1.(12)課外授業のレポート


 補題2の正解のとき指示した課外授業は、とても良い授業だったそうです。

Aさん、Bさん、Cさんからレポートが届きました。

ここでは、Bさんからのレポートをご紹介します。


 Q先輩の講義を受けて

 仲介者として現場に留まる意義を問う講義内容で、自分も失敗した経験があり、ひじょうにリアリティのある講義内容でした。

 まさに私のための講義では、と感じる瞬間だらけでした。

 以下私の問題意識です。
 
 ・専門家ではない自分が建築関係の細かいところに問題があった際、その場にいて何ができるか?

 ・何もできないからといって、いる必要はないのか?

 ◇まとめ

 Q先輩の講義を通じ、「居ること」・「立ち会うこと」の意義を強く感じました。

 一つの事実をとっても、人の見方によって、大きく捉え方が異なる場合があります。

 (私見も入りますし、日常業務をしていて事実を事実のまま伝えることの難しさを日々感じております。)

 仲介者は、あくまで、売主・買主双方の代理人ですので、事実を把握し、瞬間瞬間で対応策を講じる必要があり、例え問題解決能力(本講義で言えば、ポンプ修理能力)がなくとも、現在起こっている事実を認識することができたのではないかと思います。

 事実を把握し、見届けることが、何より必要であり、もしかするとその場で最善な判断を下すことはできないかもしれませんが、後からお客様より状況を問われた時に、事実を事実のまま伝えることができるということはお客様との関係構築でも活きてくるのではないでしょうか。

 本件では、電話で専門業者と連絡をとることは可能であったと伺っております。

 しかしながら、スピード感・情報の正確性の点からもその場に居たことがプラスの働いたということを経験者であるQ先輩から伺い、(私が以前犯した)同じ失敗を繰り返さないためにも、業務の中で意識付けたいと思います。



 実は、メールソフトのバージョンアップの際、データ移行に失敗し、授業のほぼ全てが消えてなくなってしまいました。

念のために印刷していた一部のメールを基に手打ちをしている状況です。

Bさん以外の課外授業の報告は少なくとも私の手元にはないので、ここに掲載することができませんでした。




   トップページ    前のページ    次のページ  

アップロード日 2010.09.26