校歌 |
校歌制定日:明治40年10月20日
「都の西北」MP3
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早稲田大学校歌 作詞 相馬御風 作曲 東儀鉄笛 一. 都の西北早稲田の杜(もり)に 聳(そび)ゆる甍(いらか)は われらが母校 われらが日頃の 抱負を知るや 進取の精神 学の独立 現世を忘れぬ 久遠(くおん)の理想 輝くわれらが 行手を見よや 早稲田 早稲田 早稲田 早稲田 早稲田 早稲田 早稲田 二. 東西古今の 文化の潮(うしお) 一つに渦巻く 大島国(だいとうこく)の 大なる使命を 担いて立てる われらが行く手は 窮まり知らず やがても久遠の 理想のかげは あまねく天下に 輝き布(し)かん 早稲田 早稲田 早稲田 早稲田 早稲田 早稲田 早稲田 三. あれ見よ彼処(かしこ)の 常磐(ときわ)の杜は 心の故郷(ふるさと) われらが母校 あつまり散じて 人はかわれど 仰ぐは同じき 理想の光 いざ声そろえて 空もとどろに われらが母校の 名をば讃えん 早稲田 早稲田 早稲田 早稲田 早稲田 早稲田 早稲田 |
早稲田大学創立25周年にあたる明治40年10月、校歌として制定されたもの。「都の西北早稲田の杜に・・・・」に始まる名調子は、ひとつの大学の校歌というより、日本の名歌として広く愛唱されている。 大学発行の「半世紀の早稲田」より「校歌の制定」の一節を引用してみよう。 「固有名詞を羅列した『早稲田、早稲田・・・』のエールは、当時としては型破りのものだし、『都の西北』のメロディーの高い基音の連続をもって綴られた校歌は、雄大、荘厳の気が漲り、自由と正義との気が溢れて、何者もこれを冒し、これに屈することの出来ない威力を表現し、その旋律は、全早稲田の精神気魄が横溢し『心の故郷』の節は、全校友の胸を打った。 |