応援歌「ひかる青雲」 昭和24年発表 |
「ひかる青雲」MP3
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応援歌「ひかる青雲 」 作詞 岩崎 巌 作曲 古関裕而 一.ひかる青雲 風さえ香る 若き生命の 歓喜の調べ 勝鬨あげて 手を打って 早稲田の幸を 歌おうよ 早稲田 早稲田 早稲田 早稲田 二.天をどよもす 勝利の歌に 仰げ理想の ばら色雲よ 雄叫び挙げた 若人が 今快勝の歌に 酔う 早稲田 早稲田 早稲田 早稲田 三.鐘が鳴る鳴る 勝利の鐘が 早稲田勝てりと 高鳴りひびく ああその鐘に 声合せ 勝利の歌を 歌おうよ 早稲田 早稲田 早稲田 早稲田 四.希望の杜かげ みどりの夢よ 競う青春 誇りの歌よ 慶応倒し 意気あげて この喜びを 歌おうよ 早稲田 早稲田 早稲田 早稲田 |
太平洋戦争によって一時中断されていたスポーツが、昭和21年に復活し、六大学野球も、現在の基礎となる急速な発展期に入ったが、敗戦の混迷を振り払う、斬新な明るい応援歌を作ろうと、作曲は古関裕而氏に依頼することで、学生による歌詞の募集が企画された。この当選作が岩崎巌(政経学部4年)の「ひかる青雲」である。この歌は雲ひとつない晴天の下、若人のはつらつとした躍動を歌ったものであり、戦後いちはやく出来た慶応の応援歌、「我ぞ覇者」の「打てよ、くだけ、早稲田をたおせ」に対しての「慶応倒し意気あげて」の一節が評判となった。 |