【Hawk Watch】
Cape May Point State Parkでは,
木道と観察プラットホームが整備されている.
そのうちの一つが左の写真のHawk Watch.
ここから,葦原と最も大きい池が見渡せ,ガン・カモ,シギ・チドリ,カモメ・アジサシと
ワシ・タカ類が観察できる.
こちらではなかなか見ることの出来なかったバードウォッチャー達が集まっている.
【Salt Marsh】 |
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| Cape May Point(突端)から20マイルくらい北,大西洋岸の観察ポイント,「Avalon Sea Watch」. そこは,Marshの内海と大西洋を結ぶ水路(Inlet)に面した何も無い市街地道路の突き当たりでした(笑) しかし,鳥はご覧の通り. 小さな防波堤がいくつかあり,その上で北風をしのいでダイゼンの群が休んでいました. 探すとアメリカオオハシシギが10羽前後混ざっていました. (CHINO) |
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| Lily Lakeで見つけたアカオタテガモのメス2羽. アメリカ〜カナダ西部で繁殖し,アメリカ南部〜北部海岸で越冬します. 名前の通り尾を立てている姿が特徴的. オスの夏羽は首から下が真っ赤になります. (CHINO) |
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Salt MarshからInletの干潟にミヤコドリの群を発見.
アメリカ東海岸〜メキシコ湾岸で普通の留鳥.
周りにいるちょっと大きめの影はコクガンです.
日本のミヤコドリとは色のパターン等そっくり.
留鳥なのでユーラシアへは行かないんでしょうか?
手持ちの図鑑には識別に関する記述がありません. 今回,オーデュボン協会の鳥合わせにも参加しました. ホテルの大会場でディナーとともに行われ盛況でした. そこでは,アメリカン****と付く種名は,すべてアメリカンが省略されてました. 一般的な言い方なんでしょうか?(聞けばよかった) (CHINO) |
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【Meet the Authors & Artists Booksigning】 実わ,今回の最大の目的は鳥ではなかったのでした! それは,”NATIONAL AUDUBON SOCIETY”発行 「The SIBLEY Guide to Birds」の著者, David Sibley氏のサイン会でした! 氏を含めNJにゆかりのある5人くらいの著名人が集まります. 早くから並び,5番目をゲット. しっかりサインをもらいました.
せっかくなので何かしゃべらなきゃと思い,思わず口がすべってしまいました(笑) まだお持ちでない方は,日本でもアマゾン.comで買えます. アメリカ,カナダに来た時はお土産に良いです. 一冊$35,会員制の問屋型スーパーにも$24ぐらいで出ている事があるので要チェック! |
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| 今回の野鳥の目玉はこれ. 野鳥の杜ではシギチに力を入れて結構写真が揃っていますが,これの写真は正直あきらめてました. Cape May Point State Parkに着いてすぐ,Shallow Pond Westにいました. この個体は冬羽(9月〜翌4月)でぱっと見ハマシギのようですが, ハマシギよりくちばしが長く,浅いところに出てくると足も黄色くて長いです. 初めて見て自信が無かったので,地元のウォッチャーにも見てもらいました. 向こう側にいる大きいのはオオキアシシギで, 後半はずっと2羽並んで寝ていました. 日本の野鳥453種目達成! (CHINO) |
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いかがでしたでしょうか?
Sandy Hookも良かったですが,こちらの方が数段上の印象でした.
とにかく,中〜小型のタカが町中を飛び交ってます. Cape Mayで会ったウォッチャーの話では,5月が一番すばらしいとの事. いつになるか分かりませんが,5月のCape Mayの35mm写真も必ずお届けいたします.(CHINO) |