Windows Installer 1.1でインストーラを含めてインストールパッケージを作成する方法
◆概要
このページは、Windows Installer 1.1でインストーラを含めてインストールパッケージを作成する方法について記載しています。
◆詳細
Windows Installer 1.1の制限事項に書いているように、Windows Installerでアプリケーションのインストーラを作成しても、Microsoft Windows インストーラ (.msi) パッケージをインストールするには、インストール先のパソコンのオペレーティング システムに Windows インストーラ エンジンが含まれている必要があります。
このため、インストール先のパソコンにWindows インストーラーエンジンがないときは、インストールに失敗します。
これを防ぐには、インストーラを含めてインストールパッケージを作成しておきます。ただし、この場合、インストールパッケージのファイルサイズが2.5MB程度大きくなります。
◆手順
メニュー[プロジェクト]-[Project1のプロパティ]の[ビルド]タブで、「ビルドの種類」に「Windowsインストーラローダ付きインストーラ」を指定します。
これにより、Windows Installerがインストールされていない時にこれを自動的にインストールしてくれるようになります。この方法でビルドを行うとWindows Installerがインストールされているか調べ、されていなければWindows Installerをインストールしてからmsiファイルをインストールします。