- 制作者(webmaster)
- 野嵜健秀(Takehide Nozaki)
- 公開
- 2002-01-21
- 改訂
- 2006-01-09
松原正氏の戲曲
- のちに評論で知られる事になる松原氏は、かつて演劇界で知られた存在であつた。
- 英米の演劇を飜譯し、自らも劇作を行つた。演出家としても知られてゐる。英米演劇の專門家として早稻田大學で教鞭を執つた(のち教授)。
- 現在も現代演劇協会の理事である。
- 曰。文藝評論を書くには、下手であつても、自分で創作を試みておく必要がある。自分が創作をしてゐなければ、他人が書いた創作について、解らない事があるから。
- 「花田博士の療法」を除き、殆どの戲曲が單行本未收録。
- 評論でも「人前での演戲」を意識した表現が見られる。殊に日本に於ては、演劇は一般に定着してゐるとは言へず、芝居を見慣れない・戲曲を讀み慣れない多くの人々が松原氏を誤解・誤讀を誘發する一因となつてゐるが、それは氏の責任ではない。
- 「サイゴンから來た男」
- 單行本未收録。
- 「脆きもの、汝の名は日本」
- 單行本未收録。
- 「花田博士の療法」
- 暖簾に腕押し所收。
公演の記録は、網羅が不可能な爲、ここでは纏めません。劇團昴等、各劇團のサイト等を參照して下さい。なほ、調査が行屆いてゐない爲、本稿の内容は不完全です。