制作者(webmaster)
野嵜健秀(Takehide Nozaki)
公開
2007-01-02
改訂
2016-09-22

福田恆存の對談

昭和二十年代

座談「新文學樹立のために」
井上友一郎・伊藤整・江戸川乱歩・大林清・木々高太郎・坂口安吾・平野謙・山岡荘八・松本太郎『新小説』昭和二十二年新春號(春陽堂)
座談「平和革命とインテリゲンチヤ」
荒正人・加藤周一・佐々木基一・花田清輝・埴谷雄高・日高六郎「近代文學」昭和二十二年四月號(八雲書店)
座談會「太宰治氏の死について」
林芙美子・椎名麟三・梅崎春生・伊藤整・豊田三郎「文藝時代」昭和二十三年八月號
對談「チェーホフ」
神西清「悲劇喜劇」(5)昭和二十三年十一月號(早川書房)。座1
對談「歴史小説の出發」
佐藤春夫・今東光(司会)「歴史小説」昭和二十三年十二月號(創刊号)座1
座談「新劇縱横談」
青山光二・武田泰淳・中村真一郎、司會・梅田晴夫「劇作」昭和二十四年一月號
鼎談「創作合評」
伊藤整・神西清「群像」昭和二十四年一月號
鼎談「創作合評」
伊藤整・神西清「群像」昭和二十四年二月號
鼎談「創作合評」
伊藤整・神西清「群像」昭和二十四年三月號
對談「現代文學の轉換」
中村光夫「文學界」昭和二十四年四月號。座1
座談「小説について」
伊藤整・神西清・方山修三・花田清輝「個性」昭和二十四年四月號(思索社)
鼎談「小説家に何を望むか」
中村光夫・小田切秀雄『文藝往来』昭和二十四年五月號(鎌倉文庫)。座1
對談「映畫藝術における表現の限界」
梅崎春生「シナリオ文藝」昭和二十四年五月號
對談「思想と風俗」
井上友一郎「新小説」昭和二十四年七月號。座1
座談「勝利の世界をのぞく――影なき人と文學」
高田市太郎・並河 亮・中橋一夫「世界文學」昭和二十四年八月號
鼎談「文学・ロマン・人生」
桑原武夫・坂口安吾『中央公論 文藝特集』第一号 昭和二十四年十月号。座1
對談「二つの椅子」
高田保と『週刊朝日』(昭和二十四年十二月十八日号)
座談「批評家と作家の溝」
丹羽文雄・中村光夫・井上友一郎・福田恆存/河盛好藏・今日出海「文學界」昭和二十四年十二月號(臼井吉見監修『戦後文学論争』上巻)
対談「これからの五十年 文学はどうなるか」
三島由紀夫「讀賣新聞」昭和25年1月1日。『浪漫人 三島由紀夫 その理想と行動』(昭和48年4月5日初版発行・浪漫)に再録。再録時に福田「対談の思い出」(談話)を附す。この対談は昭和二十五年の元旦の日付になっているが、実際に行われたのは、二十四年の暮れ近くのことである。長時間の對談ながら紙面では大幅に内容がカットされてゐた模樣。座1
鼎談「現代文學の缺陷を衝く」
中村光夫・龜井勝一郎「風雪」昭和二十五年三月號(六興出版社)。座1
鼎談「批評宣言」
今泉篤男・吉田秀和「群像」昭和二十五年四月號。座1
對談「『細雪』と映畫」
竹井 諒『書物』(昭和二十五年五月號・美松書房)
座談「『文學と風紀』論爭」
金森徳次郎・茂見義郎・中島健藏・福田恆存・舟橋聖一「群像」昭和二十五年九月號
座談「新しき文學への道――文學の立體化」
武田泰淳・加藤道夫・三島由紀夫「文藝」昭和二十五年十月號。座1
座談「小説の秘密」
中村光夫・大岡昇平・三島由紀夫「文學界」昭和二十五年十月號。座1
座談「文学と演劇」
岸田國士・木下順二・三島由紀夫・小林秀雄・中村光夫・福田恆存『展望』(昭和二十五年十一月號)
對談「情婦マノンと羅生門をみて」
三岸節子「婦人画報」五五四、昭和二十五年十一月號
鼎談「笑いと喜劇と現代風俗と」
獅子文六・辰野隆「人間」昭和二十五年十一月號。座1
對談「日本の思想と文學」
清水幾太郎「人間」昭和二十六年四月号(目黒書店)。座1
鼎談「貞操問答」
大岡昇平・木々高太郎「婦人画報」昭和二十六年五月號
對談「文藝批評家の美術批評家訪問」
今泉篤男「美術手帖」昭和二十六年五月號
座談「劇壇に直言す」
中村光夫・神西清・大岡昇平・三島由紀夫「演劇」(昭和二十六年八月號(白水社「二重座談会」で「『直言』に答う」とセット。
對談「芝居問答」
小林秀雄『演劇』(昭和二十六年十一月號)
座談「一九五一年の藝術界」
今日出海・三島由紀夫・河盛好蔵(司会)「藝術新潮」昭和二十六年十二月號。座1
對談「演劇放談」
千田是也『俳優座第二四回公演 現代の英雄パンフレット』(昭和二十七年・三越芸能部編集)
座談「現代日本の知的運命」
「文學界」昭和二十七年一月號 ※三つの座談會のうちの一つに出席した・野嵜未見。同誌二月號にてなかの・しげはるが座談會の感想を述べ、福田の發言に言及。
對談「大岡昇平」
亀井勝一郎「文學界」昭和二十七年七月號
座談「藝術批評について」
小林秀雄・吉川逸冶・吉田秀和『藝術新潮』昭和二十七年九月號。座1
對談「大岡昇平」
龜井勝一郎「文學界」昭和二十七年七月號。座1
座談「恋愛をめぐって」
三島由紀夫・堀田善衛・木下順二「婦人公論」昭和二十七年十月號
對談「劇作家と社会」
木下順二「悲劇喜劇」昭和二十七年十一月號
對談「僕たちの実體」
大岡昇平・三島由紀夫「文藝」昭和二十七年十二月號。座1
座談「藝術批評について」
大岡昇平・吉田秀和『藝術新潮』昭和二十九年三月號。座1

昭和三十年代

對談「新しい文化・古い文化」
吉田秀和「知性」昭和三十年二月號
鼎談「現代の文學と讀者を作家はどう考えるか」
野間宏・武田泰淳『群像』(昭和三十年五月號)
座談「新劇の演技術を衝く――『ハムレット』を中心に――」
山本修二・北岸佑吉・辻部政太郎・菅 泰男・武智鐵二「演劇評論」昭和三十年七月號
座談「新劇をなぜ書くか」
安部公房・椎名麟三・武田泰淳「新劇」(18)昭和三十年九月號(白水社)。※昭和三十年六月九日にラジオ東京より放送された座談會の筆記。
鼎談「荷風文學を裁斷する」
三島由紀夫・中村光夫「文藝臨時増刊・永井荷風読本」(昭和三十一年十月)
鼎談「明治九十年」
龜井勝一郎・和歌森太郎『文藝春秋』昭和三十二年七月號。坪内祐三編『文藝春秋八十年傑作選』(平成十五年三月十日第一刷・平成十五年三月二十五日第二刷・文藝春秋)に再録。
座談「轉換期に立つ昭和文學 日本の小説はどう変わるか」
石川達三・高見順・伊藤整・中村光夫・山本健吉・大岡昇平・野間宏・堀田善衞・遠藤周作・石原慎太郎・江藤淳・荒正人(司会)「文藝春秋」昭和三十二年八月號
鼎談「世界文學に何を求めるか――先づ自己が何を必要とするかを考えよ!」
埴谷雄高・加藤周一「文學界」昭和三十三年八月號
座談「批評と現代(現代人の可能性)」
河上徹太郎・佐伯彰一・村松剛・篠田一士・開高健「批評」一九五八年秋季号(創刊号)
鼎談「『マクベス』への招待」
芥川比呂志・杉村春子「婦人之友」五二―一二、昭和三十三年十二月號
文藝家協會主催座談會「國語政策と國語問題」
土岐善麿・倉石武四郎・原富男・岩淵悦太郎・白石大二・廣田榮太郎・大野晋・山本健吉・龜井勝一郎・澤野久雄・中村光夫・加藤周一「聲」1960・冬 第六號
座談會「國語問題解決の方向」
時枝誠記・大野晋・山本健吉「聲」1960・春 第七號
對談「われわれも国語審議会を憂ふ」
山田俊雄「国文学解釈と鑑賞」昭和三十六年六月號
座談「性は有罪か――チャタレイ裁判とサド裁判の意味」
伊藤整・大岡昇平・奥野健男・澁澤達彦・白井謙三郎・中島健蔵・埴谷雄高『文藝』(昭和三十七年四月號・河出書房)
座談「新人の文学――文藝賞長篇選考経過」
埴谷雄高・野間 宏・中村真一郎・寺田透「文藝」昭和三十七年十一月號
對談「新劇と近代文化」
田中千禾夫「新劇」昭和三十八年六月號
鼎談「文学と人生」
小林秀雄・中村光夫「新潮」昭和三十八年八月号。『小林秀雄対話集』(昭和四十一年・講談社)に再録。
鼎談「新劇と伝統」
ベニト=オルトラーニ・浅利慶太『世紀』(昭和三十九年・イエズス会)
座談「シェイクスピア劇の面白さ」
「婦人之友」五八―五、昭和三十九年五月號
座談「日本におけるシェイクスピア」
福原麟太郎・吉田健一「英語青年」1964年5月号「シェイクスピア生誕400年記念特集号」

昭和四十年代

鼎談「危険な思想家」
桶谷繁雄・藤田一暁「自由」昭和四十年四月號
座談「戦後教育への疑問」
上中下。司会は福田恆存。鈴木重信・村松 剛・大島康正・林 健太郎・池田 進・時実利彦・山下静一・グスタフ=フォス・大森賢三「自由」昭和四十年六月七月八月號
對談「現代的状況と知識人の責任」
竹内好「展望」一九六五年九月號。竹内好對談集『状況的』(昭和四十五年・合同出版)所收。
對談「『罪と罰』について」
芥川比呂志「文芸」昭和四十年十二月號
鼎談「松ヶ岡清談」
鈴木大拙・古田紹欽『対話 人間いかに生くべきか』(昭和42年1月30日初版第一刷発行・昭和42年3月5日初版第二刷発行・社会思想社/昭和四十八年・現代教養文庫)
社会思想社版『対話 人間いかに生くべきか』
現代教養文庫版『対話 人間いかに生くべきか』
對談「鴎外と藤村のことなど」
サイデンステッカー「自由」昭和四十二年九月號
座談「名人藝への郷愁」
河上徹太郎・江藤 淳・斉藤隆介・杉村 恒「潮」昭和四十二年十一月號
對談「現代文学への不満」
中村光夫「潮」昭和四十三年八月號
座談「新劇のウィーク・ポイント」
江藤 淳・浅利慶太・杉山 誠「心」昭和四十三年十月號
座談「日本人の価値観について」
泉 靖一・土居健郎・西 義之「批評」昭和四十三年十月號
座談『芸術と思想――シンポジウム――』
「IV 戦後」(昭和四十四年・講談社)
對談「強いことはいいことだ」
村松 剛「日本及日本人」昭和四十四年五月號
對談「文武両道と死の哲学」「歌舞伎滅亡論是非」
三島由紀夫對談集『源泉の感情』(昭和四十五年・河出書房新社)
對談「伝統と革命」
佐伯彰一とのもの。他に五つの對談がある『伝統と革命』(経済往来社・昭和四十五年)
對談「地域の開発と”新しい日本の祭り”」
志村栄一『現代文明に発言する 創価学会員との対話』(仙石出版・昭和四十六年)
對談「日本人にとって天皇とは何か」
林健太郎・司馬遼太郎・山崎正和「諸君!」昭和四十六年一月号。『諸君!の30年 1969〜1999』(文藝春秋)に再録。
座談「日本のシェイクスピア・翻訳と上演――福田恆存氏をかこんで――」
ミルワード・安西徹雄「世紀」昭和四十六年九月號
對談「日本人の喪失感をめぐって」
山崎正和對談集『沈黙を誰が聞く』(昭和四十七年・PHP研究所)
對談「米中接近をどう受けとめるか」
神谷不二。『言論の自由といふ事』所収。※掲載紙不明
對談「日本文化を築くもの」
藤井丙午『浪曼』昭和四十七年三月號(浪曼)
對談「亡国の新聞報道――連合赤軍・中共その他について」
新村正史「潮」昭和四十七年五月號。『言論の自由といふ事』所収。
對談「條約が破られるとき」
高坂正尭「諸君!」昭和四十七年十二月號。『言論の自由といふ事』所収。
東西文化比較研究第三回セミナー「日本美は可能か――美意識と倫理」
昭和四十七年十二月二日・三日、大磯ロングビーチホテルにて開催。日本文化会議編『東西文化比較研究 日本美は可能か 美意識と倫理』(昭和四十八年・研究社)所收。第一セッション「美意識を支えるもの」にて高階秀爾の發表を受け、福田恆存がコメント、その他のメンバーを加へて自由討論。
座談「楽観的なあまりに楽観的な」
林健太郎・加藤寛・久住忠男「文藝春秋」昭和四十八年三月號
座談「自衛隊・憲法・天皇制」
香山健一・志水速雄・武藤光朗との座談会『日本に政治はあるか』第二章(昭和四十九年・恒文社)
座談「自衛権・憲法・天皇制」
『日本に政治はあるか』(昭和四十九年・恒文社)
座談「『緊張緩和』という幻想」
H・エリクソン 勝田吉太郎 三好修 志水速雄「諸君!」昭和四十九年十月號
對談「”ライシャワー神話”を越えて」
矢野暢「自由」昭和四十九年十一月號

昭和五十年代

對談「”インドシナ情勢”は何を教えるのか」
神谷不二「自由」昭和五十年六月號
鼎談「日本民族国家の形成と天皇御存在の意義」
村松 剛・戸田義雄『昭和史の天皇・日本』(昭和五十年十一月・日本教文社)
對談「戦後民主主義の”本質”」
会田雄次「月刊自由民主」昭和五十一年七月號
對談「ホンネ時代を切り拓こう」
鹿内信隆・辻村明「サンケイ新聞」昭和五十一年一月三日・鹿内信隆『正論を拓く――鹿内信隆対話集――』(昭和五十三年四月二十日第一刷・サンケイ出版)所收
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對談「下町のつきあい感覚はキリスト教の愛の思想」
『井上洋治對談集・ざっくばらん神父と13人』(昭和五十四年・主婦の友社)
對談「日本・その文化と人」
ドナルド・キーン『對談集 日本の魅力』(昭和五十四年・中央公論社)
鼎談「日本の教育七つの不思議」
鈴木重信・グスタフ=フォス「中央公論」昭和五十四年三月號
對談「”劇場”を”廃墟”とする前に」
川口松太郎『すばる』昭和五十五年十月號
對談「ギリシャ古典悲劇と現代」
小島信夫と『新潮』昭和五十八年九月特大号

昭和六十年代

對談「腑抜けにされた日本の文化」
佐伯彰一『文藝春秋』昭和六十二年三月號

その他

出典

前田氏の報告に基く。オリジナルのデータが非道い状態で提出されてゐる爲、當方で並べ直し、整理した。更に、當方で見附けたデータを追加してゐる。

『福田恆存対談・座談集』(玉川大学出版部)所收分は「座1」……で示した。