- 制作者(webmaster)
- 野嵜健秀(Takehide Nozaki)
- 改訂
- 2001-12-24
em
強調したい語句を明示する爲の要素。普通に強調したい場合はem要素としておけば良いでせう。ただ、強調は效果的にすべきもので、くどくなり過ぎないやうに自制する事も重要です。
- 餘程強調したい場合に限つて、strong要素を用ゐるやうにすべきです。
- 案外知られてゐませんが、emの中にem、strongの中にstrong、emの中にstrong、strongの中にemを記述する事が出來ます。ただ、非常にくどい文章である事になりますので、さう云ふ書き方をするのが良いかどうかは、各自の判斷に任せます。
- Netscape NavigatorやInternet Explorerがem要素のデフォルトスタイルとしてイタリックを採用してゐますが、だからと言つて「em=イタリック」と云ふ意味がある譯ではありません。時として、「i要素ではなくem要素を用ゐるべき」等と言はれますが、單純に書換へれば良いと云ふものではありません。
- em要素のスタイルを變更したい場合には、スタイルシートを記述しておけば良いでせう。
まあ、文脈に即したマークアップをしてゐれば、特に問題は生じない筈です。
強調?
emとかstrongとか云つた名稱や、強調の度合などは、深く考へると譯がわからなくなる。規格の策定者も結構惱んだみたいですので、執拗につつかないであげて下さい。
なほ、「弱さ」を示す要素は、HTMLの仕樣にはありません。