- 制作者(webmaster)
- 野嵜健秀(Takehide Nozaki)
- 公開
- 2001-09-01
- 改訂
- 2001-11-16
- この文書の状態
- この記事は大変古いものです。最新の情報ではありません。
Opera 5.x(Win32版)
概要
日本語非對應
- Opera 5.0は日本語のかなと漢字に對應してゐません。OperaのパーサはShift-JISを知りません。
- [File]-[Preference]-[Document]の「User fonts and colors」で各要素の表示フォントに日本語フォントを指定すると、Shift-JISのHTML文書を一應表示出來ます。
- ISO-2022-JPやEUC-JISの文書は表示出來ません。文字化けします。
- UTF-8の文書は表示出來ます(@WindowMe)。WindowsMeが内部コードにUTF-8を使用してゐる爲と思はれます。
- かなと漢字によつて記述された日本語のテキスト(非ASCII)は、表示されたとしても、ウィンドウ右端で折返されません。日本語の文字列は、半角スペースが出現するまで一つの「長い長い英語の單語」と認識されます。
- 日本語テキスト(非ASCII)は、表示されたとしても、幾つかの文字が必ず化けます。「あ」「國」「箱」「裏」が必ず化けます。0xA0(Non breaking Space)が含まれる文字は化けるらしい。
- 個人的な豫想ですが、HTML文書をレンダリングする際、Operaはテキストを素通し、そのままOSに渡してゐるやうです。
- 文字コードの判別が完全に自動で、手動で變更出來ないのが結構痛いです。
4.1以降、日本語對應するとか云ふ噂がありましたけれども、今のところ、ただの噂であつた模樣。しかし、中国語版は存在するらしい。
ウェブ標準規格への準據度合
- Cascading Style Sheets level 1/2を、割とまともにサポートしてゐます。
- Internet Explorerで全うにレンダリング出來ないHTML文書であつても、きちんとレンダリングして呉れます。
- 特にCascading Style Sheets level 2への準據具合は、Internet Explorerよりもよろしいみたいです。
- PNGの透明色だか透過色だかに對應してゐないみたい。(よく知らないので乞情報)
- blinkもmarqueeも認識しません。偉いと思ひます。
HTTPヘッダでの自稱
- [File]-[Preference]-「Connections」の「Browser identification」で變更出來ます。
- サーヴァによつてはクライアントから送られてくるHTTPリクエストのUser-Agentを見て擧動を變へるので、場合によりOperaを名乘らず、Mozillaを名乘るやうに指定しなければなりません。
その他
- 所謂「ダウンロード」の際、他のブラウザと同樣、Operaもリソースの保存場所を聞いてきます。しかし、保存場所を指定するダイアログが出てゐる最中に、既にOperaは一生懸命リソースをgetして呉れてゐます。
- 2001年11月17日現在、窓の杜:Operaではv5.12をget出來ます。