「すみけんリソース!」は、『スタイルシートWebデザイン』で有名なすみけんさんのサイト。
すみけんさんの本は良い本だが、一方で、すみけんさんのサイトは、色づかひの惡い事で惡名高い。すみけんさんのサイトを見て、スタイルシートによるウェブデザインに絶望した人がゐるさうである(噂)。
「up-date data」のスタイルが非道いのでとりあげる。
旺文社のポケット版
とゼンリンの(名称忘れた)
が「アンダーライン+紫色の文字」と云ふアンカー紛ひのスタイルになつてゐる。
何度もクリックした擧句、「ジャンプできないのはOperaの何かの不具合だらう」と思ひ込みつつ、ソースを見るとアンカーでも何でもないただのdt。
ヤコブ・ニールセン氏が書いてゐる。強調は原文のまま。
ところで、私の「ストックホルム支社」の例ではいくつかの単語が青になっていた。お詫び申し上げる。この例のような場合を除いて、ハイパーテキスト・リンクでない文字は絶対に青にしてはならない。ユーザはすでに、ページを斜め読みしてクリック可能な青いテキストを探す習慣を身に付けているからである。また、単語を青く(そうなっているブラウザもあった)するために用いたHTMLが適切でなかった点もお詫びしたい。カスケーディング・スタイルシート(1997年に色を変えるならこれが最適だろうが)は、まだ十分に広く利用されていない。
すみけんさんのサイトのスタイルは、趣味の惡い色づかひであるのはともかく、誤解を招き易い點で、問題がある。
このやうな劣惡なスタイルを何年も使ひ續けて平氣である邊、すみけんさんのセンスを私は疑ふ。
繰返し書いておくが、『スタイルシートWebデザイン』は、HTMLに關する理論書としては、極めて良い本だ。しかし、すみけんさんのデザインセンスは最低だ。
と言ふか、すみけんさんのセンスは惡い。「via Internet」談義内のあやしい本で、『W3C標準HTML4』をけなして、表紙はださいし、組版は間延びしているし、イラストは最悪である
と言つてゐるが、【自己顕示録】のお月樣のイラストも最悪
レヴェルだと思ふ。と言ふか、すみけんリソース!のスタイルは、全體にださい
。
「up-date data」のURLが、更新の度に變る。迷惑な話である。