うわだいら歯科医院
医療安全 について


医療安全について
医療の安全を確保するための種々の取り組み、設備の充実、
をおこなっています


様々な高価な機器を揃えたとしても、
その運用方法や運用環境が適切でなければ
カタログ通りの効果は得られません。 
まず
大前提として、しっかりとした清掃を行っています。 
毎日診療終了後、診療室内の床は、消毒液を用いて
清拭しています。(待合室は除きます) 

滅菌の徹底をうたっている歯科医院は多くありますが、
そこではじっさいに、具体的に、何をしているのでしょうか。 
当院では当たり前と思われることは当然行っていますが、
その他に以下のようなことを行っています。


滅菌器は 
クラスB滅菌器 
W&H STERILIZATION 社 LISA を使用


EUでは、このクラスの滅菌器の使用が義務づけられています
日本では義務ではありませんが・・・。
なぜかしら?
滅菌器も車と同様、定期検査と消耗品の交換をきちんと行い、
本来の性能を発揮できるようにしています。



エンジンヘッド、タービンヘッドも個別に滅菌
2014年5月に某新聞に掲載され話題になりましたが、
当院では切削機器のヘッド部分も、
滅菌器の評価基準として用いられる
欧州基準
クラスSを満たす滅菌器 
SciCan社製 STAITIM 2000 を使用
して、
個別に滅菌をしております



使用済みの道具を洗浄するコーナーと 
滅菌済みの道具を保管、準備するコーナーを 
分離しています。 
これは医院の設計段階から考慮しなければできないことです。
使用済みの道具を洗う横で滅菌し、次の患者さんの道具を用意する、
というのは
、衛生上どうでしょうか?



削る道具(タービン、エンジンと呼ばれるもの)はもちろん
3Way シリンジ (歯医者でよく シュー、と風をかける器具)の先端、
も一人ひとり交換しています。
これを行っている歯科医院はあまり聞きませんが、
このシリンジの先端は、非常に汚れる部分です。
使いまわしは、よろしくないと思います。



これと関連して、院内は土足にはしておりません。
砂、泥、埃、等の汚れを少しでも防ぐためです。
ご面倒な点もあるかとは思いますが、
趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますよう、
お願いいたします。
使い捨てのスリッパも用意致しております



薬ビン(診療台に乗ってる緑や青 茶の小瓶)
にピンセットを突っ込んで
使うのは、なんだか汚くありませんか? 
そうならないような仕組みにしています。



当院で お口のお掃除、歯石除去、等を行うのは、

すべて国家資格をもった衛生士、歯科医師
です。
歯科助手ではありません。



セットする義歯やインレー、クラウンなどは、
すべて国内の技工所で、日本の資格を持った
技工士が制作しています。 
海外に発注はいたしておりません


医療費の増大への対策について
現在の日本の財政状況は厳しいものがあります。
一方、医療費を含む社会保障費は、
毎年増え続けています。 
いくら医療や社会保障の切り捨て反対と叫んだところで、
実際お金がなければどうにもなりません。
当院では、微力ながら
少しでも効率的な医療費の使い方ができるよう、
努力・協力しています。

・ 効率的な治療計画
  一回の診療時間を長めにとり、
  通院回数をなるべく減らすように
  しています。
   義歯が壊れた、詰め物がとれた、
  ような場合、 なるべく
  修理、再セットするようにします。
  また、定期健診の間隔を、
  皆に一律にするのではなく
  問題の少ない方は長めに、
  そうでない方は短めに、
  個人の特性に合わせて
  オーダーメイドで決めています。
  不必要、過剰と思われるような
  治療は致しません。

・ 予防歯科の重視  
  ひどくなってからの治療は、
  時間、費用が多くかかり、
  また、治療自体大変です。
  定期的にメンテナンスを行い、
  なるべく大変な治療をしなくて済むような
  方針、計画で治療を行っています。

・ ジェネリック医薬品も用意
  ジェネリック医薬品は、
  患者様が窓口で払うお金が減るのはもちろん、
  医療費を節約する効果が大きいです。  
  当院はすでに2005年より先発品とあわせて、  
  ジェネリック医薬品も用意してきました。 
  品質についても、これまでの使用経験に基づき
  検討、改善をかさねております。

・ 充填材料の選択
  虫歯になった時に、治療法として、
  白い色の材料をつめる場合があります。
  この材料には、
  レジンとセメントという2種類あります。
  それぞれ特徴がありますが、
  現在日本ではレジンの使用が圧倒的と思われます。 
  しかし、レジンに比べセメントは安価です。 
  また、部位、症例によってはレジンよりセメントのほうが
  優れている場合も多くあります。 
  適応を見極め、両者を使いわけております。

  補足 
     充填用セメントは、今までにアレルギーなどの副作用が
     報告されておりません。
     また、詰めたあとに再び虫歯になりにくい特性があり、
     治療のやり直しを減らす効果が期待できます。
  

入口前面の植栽について
なるべく植物を植えるようにしています。 
環境に配慮し
前面の植栽は、
関東地方の山野に自生する植物を
植えるようにしております。
ちょっと地味ですが、
よくみると、けっこうかわいい花もあります。
ニシキギ センリョウ ナンテン 
ヤブラン タマリュウ など