俳句と、やきものと、季節の話題のサイトです。花や鳥のこと、染付、色絵、赤絵の四季折々の器のことなど、ごゆっくりどうぞ。「うつわ歳時記」は、2001年4月1日に開始しました。「今月の表紙」は毎月第一月曜日に、「工房より」は毎月曜日に更新します。 石川県加賀市 橋本薫(おるか)、橋本俊和(オットセイ)

うつわ歳時記

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」" 写真はブログでご覧いただけます はてなブログ「やきもの日和」

連句は、おなじ、はてなブログの「かがなべて」、エッセーは『とちの木の実」に。御笑覧ください。

 立春とは云うものの今朝の寒さはどうでしょう。 家の中が冷え切っています。朝飯前に上絵の窯を出して、ざっとチェックして、さて朝御飯です。絵の具が流れてしまったり、ちょっと残念な器達。家で使う食器は皆そういうものなんです。窯から出たばかりで、まだ赤も磨いてないけど。

先日京都、大徳寺丹行った折にいただいた、大徳寺納豆、をトッピングしました。 手前中央、赤絵竜虎飯碗に御粥、右の椿の碗に胡麻豆腐、左、花の王飯碗には風呂吹き大根。さすがに大徳寺納豆は禅味ですなー。 椿の飯碗と花の王飯碗が、新製品です。食卓の上は春の花いっぱい。

奥のやや大きなお皿に野菜炒め。左の赤絵なでしこ小菓子鉢に煮物。 ありあわせの朝粥です。あ、漬物出すの忘れた。   , <  

「冬はつとめて」と、清少納言はおっしゃったけれど,二月の早朝もまだまだ良い。光は澄んで率直で、食卓に枝影をくっきり落とします。木々の芽も心なしか動いてきているよう。そんな二月の気配の中で熱いお粥をいただくのって、うれしいな。 ただ残念なのは、二月の詩って少ないことです。立春や春を待つ気分の句や歌は多いですけどね。


  青を研ぐごとくに風や冴えかえる  平井昭敏

    冴えかえるという季語の気分は、たしかにこのとおりですね。空の青海の青心の中の永遠の青をひとしきり激しく研ぐような寒さ。終わろうとする冬の最後の渾身の力を込めたような寒さです。

鋭い一句の後で自分の句を乗せるのも気が退けますが、山里の日常に見たものの句を。ずいぶん昔の句です。


雪折れのなほほぐれむとする芽かな    おるか    

ものを言わない植物の命は、ひたすらで、懸命で哀れです。 <

200年2月3日


展示会のお知らせ
3月29日から4月9日まで日本橋高島屋で四季の味、春の食器展をしております。お知らせが遅くなりましたが御ついでの時にでもご覧になっていただけたら嬉しく存じます。 。<" target="_blank"> (ホームページ)

詳しいことは後ほどお知らせいたします。