俳句と、やきものと、季節の話題のサイトです。花や鳥のこと、染付、色絵、赤絵の四季折々の器のことなど、ごゆっくりどうぞ。「うつわ歳時記」は、2001年4月1日に開始しました。「今月の表紙」は毎月第一月曜日に、更新します。 石川県加賀市 橋本薫(おるか)

うつわ歳時記


真夏日のランチ


この暑さは、すでに事件というか事故ですね。ああ、地球は事故物件になってしまったのか…。その上、食品諸々のお高い事。それでも夏野菜はほとんど頂き物なので、採り立てでおいしい。ありがたいことです。


 手前の薔薇模様の中皿に、魚屋さんで安売りだった「キス」とズッキーニのニョッキ。御醤油味です。みぎがわ蔓薔薇模様の平皿は白山堅豆腐の軽く焼いたの。その上、瓜型の鉢はトマトに塩もみ胡瓜。蓮の花の向う付けには、これも地物のタイのお刺身です。 左の手付き鉢は、本当はゼリー寄せにするつもりでしたがうまく固まらなくてばらけたフルーツです。ハハハ。奥のそめつけ捻子形菓子鉢にはこの辺りで七月一日に必ず食べる氷室饅頭、これで今年も無病息災間違いなし!


 パイナップルとアイスクリーム以外は地元産かな。あ、ニョッキはイタリアでした。すぐ茹で上がるので火の前に長くいないで済みます。  ここ加賀市は漁港も有り、平野も山もあって食材には恵まれています。それでも、写真を整理していたら、似たようなものを以前にもホームページに乗せていたのが次々と出てきて反省しました。


なにごとも、創意工夫がなくては、おもしろくありませんよね。でも、新しいレシピなんてそうそう思いつけるものでもありません。


  そういえば、万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチは、親しかったボッチチェッリと一緒に、食堂を開いたことがあるそうですね。お店の名前は「サンドロとレオナルドの三匹の蛙」!?天才と巨匠のお二人が「サンドロ」、「レオナルド」と呼び合いながらキッチンに立っている姿なんて神々しすぎます。 もちろんお店の料理人は別にいたのでしょうけど。きっと実際にお料理もうまかったのでしょうね。なんたって万能ですもの。


ちなみに、お店は「メニューがあまりに斬新すぎて客が入らなかった」とかで、すぐ閉店になったそうです。


天才の「斬新すぎるレシピ」どんなものだったのでしょう。知りたいなー。レオナルドのあの膨大な手稿のどこかに書き残されてないのかしら。イタリア語の得意な方にお願いしたい。どなたか探してくれませんか。 「レオナルドのレシピ」なんて本にしたら売れそうじゃないですか?「三匹の蛙食堂」だって、漫画にしたら面白いのでは?美貌のお二人ですし。


 そこまで斬新でなくとも、何か新しい調理法ないかしら。バラエティーは人生のスパイス、と言いますものね。


  サヴォナローラ椅子音立てて夏落ち葉   おるか

典雅なサンドロ・ボッチチェッリがサヴォナローラのような狂信的な人物になぜ深く帰依したのか、不思議です。サヴォナローラ椅子は折り畳み式の椅子で、そういうスタイルの椅子を持っていましたが、ある日、だれも座っていないのにゴキッて壊れました。


2022 7月4日


ブログはこちらです。 はてなブログ「やきもの日和」山里の日々の暮らしあれこれ。御笑覧ください。

連句は、おなじ、はてなブログの「かがなべて」に。十月の歌仙更新しました。「ほととぎす」の巻名残の表。

エッセーは『とちの木の実」に。「須田菁華と魯山人」について九谷焼美術館での展覧会の折りのエッセーをアップしました。紅葉狩り 那谷寺 御笑覧ください。

「やきもの日和」表紙、更新しました。 

折々のことを里山歳時記として書いています。  今月の俳画。

里山のあれこれ更新中です。

「かがなべて」に以前の歌仙の清書を載せています。『青梅雨の巻」アップしました。

 

エッセーのブログ『とちの木の実」三島広志句集「天職」感想アップしました。素晴らしい句集です。写真は私信を撮っちゃいました。私の普通の手紙ですので。


遠山桜治らぬ人に触れてきし  三島広志  

    星へ打つ草矢一閃ひと日終ふ  三島『とちの木の実」に載っております。

なぜか、菊は、食べたり焚いたりする句の多い私。せめて菊枕の句つくりたい。


   遠山に日は濃し菊を食ぶる音   おるか        

久しぶりに菊の葉の天ぷらたべたくなった。

2021年11月10日


展示会のお知らせ
3月29日から4月9日まで日本橋高島屋で四季の味、春の食器展をしております。お知らせが遅くなりましたが御ついでの時にでもご覧になっていただけたら嬉しく存じます

詳しいことは後ほどお知らせいたします。