上海市内散策(豫園)
上海中心の南東方向にある、古くからの上海の城市であり、租界時代にも手の入らなかった地域である。その中でも、美しい庭園として残されているのが「豫園」である。
豫園の建築が始まったのが1559年で、明代、清代の南方建築の特徴が色濃く出ている。奇妙な形をした岩(干支のそれぞれの動物になっているといわれているものなど)や豫園のシンボルである龍のカワラ、池にきれいに映える建物など、喧騒の上海とは思えないくらい静かな空間である。中では観光ボランティア?が日本語で説明してくれた(最初は物を売るためかと疑ってかかったけど...)
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シンボルの龍 | 奇岩(干支の動物に見える) | 池に映る建物 |
豫園の外は門前の商店街になっている。主なのがみやげ物屋や食べ物屋である。有名な小龍包の店があったのだが、ちょうどお昼時ということもあり、長い行列ができていたので入れず。すぐ近くで、左写真の店で、チマキやカニシュウマイや麺類など食べ、どれもおいしかった。それにしても、小さなカニから手作業でひとつひとつカニ肉を取りだす仕事も大変そうであった。工賃もきっと安いだろうなぁ…
日本でもおなじみの外国資本のカフェなんかも周囲の町並みにマッチして入っていたりもする。
ここでは、やはり欧米系の客が多かった。しばしアフタヌーンティーを楽しんだ。