ソウルエンターテイメント

NANTA(NANTA劇場)

 韓国だけでなく、ブロードウェイや日本でもすっかり有名となった韓国発のエンターテイメントである。

 かなり有名でチケット完売はよくあるとのことで、約2週間前に日本でチケットを取っていった。S席を取り、手数料等含めて4900円となった。ちなみに現地で取ると40000ウォンだそうだ。

nanta theater 我々は市内中心部にある地下鉄「西大門」駅近くの劇場だった。入口前にはキャラクターショップがあり、日本語のパンフレットが売られている(3000ウォン)。店員も日本語勉強中のようだ。会場はややこじんまりしている。我々の席は前から2列目の中央の席、まさに特等席だ。

 ストーリーは、とあるレストランで、オーナーから披露宴用料理を限られた時間で作るよう命じられたところから始まる、厨房の慌しさをコミカルに描いた作品である。厨房にあるお玉包丁などを使ったリズミカルかつパワフルな公演で、基本的に言葉を使わないので、見る上では特に心配ない(公演前にプロジェクターで簡単な説明がある、日本語も出るので心配ない。)

nanta panphlet 公演の途中で、観客をステージに連れ出し、餃子作り対決とか、料理のお手伝いをさせたり、と観客参加場面もあり、連れ出された観客も最初は戸惑いながらも、しっかり雰囲気を盛り上げるのに一役買っていた。ちょうど中央列にすわっていたうちのかみさんは、リーダーシェフからちょっと立つように、ジェスチャーされたが、何をしていいのかよく判っていなかったようだ。その時シェフが「ニホンジンですか、コンニチワ」とか言ってた(^^;

 公演の最終幕には、キムチをつける樽のようなものを使ったドラム演奏となり、演奏するほうも聞くほうもハイな状態となって約1時間半の公演が終了した。終了後、パンフレットを持っている人は出演者のサインがもらえた。

韓国民族音楽ショー(国立民俗博物館)

 市内観光で訪れた「国立民俗博物館(景福宮内)」内の講堂で、独立記念日の記念イベント(?)として、韓国民族音楽ショーがある、というので、見学後にのぞいてみた。

 ステージには、韓国の民族衣装(チマチョゴリなど)を着た女性や子供たちが、民族楽器(ラッパや鼓のようなもの)に合わせて踊りを披露した。

しばらくすると、観客の中から歌に合わせて踊りだす老人までいて、まさに「民族の祭典」を実感することができた。


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